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明治神宮 2015年年末

毎年、年末のこの時期に
いただいたお札をお返しにうかがいます。
そして、ご昇殿して参拝します。

よく晴れています。
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今年は、海外の方が多いようです。日本人より多い感じ。
特に欧米の方々。
聞こえてくるのは、英語だけではなく、
フランス語、スペイン語、ポルトガル語。
参道の一部は、安全のために玉砂利がなくなっていたり、
参道の脇の溝にフタがついていたり、すでに、初詣の準備です。

ご祭神である明治天皇、昭憲皇太后のつくられた和歌が、いつもここにあります。
今は、謹賀新年の看板もついています。
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天皇陛下のお歌は、御製。皇太后陛下のお歌は、御歌と申し上げます。

御製
さまざまの うきふしを経て 呉竹の よにすぐれたる 人とこそなれ

御歌
人はただ すなほならなむ 呉竹の 世にたちこえむ ふしはなくとも

2020年に遷座100周年という事が看板の左下に書いてあります。
2020年には、このすぐ隣りで東京オリンピック。
星の配置も大きく動く年です。

拝殿の前は、巨大なお賽銭箱。
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ご昇殿の前に、手水をもう一度して、待ちます。
今年は、ご朱印をお願いする列がたいへん長くできています。

神楽殿は、ご祈願とご朱印をいただく方以外は立ち入れないのですが、
なんとなあく、入ってきてしまう方も多く、受付の巫女さんも忙しそう。
その様子を最初は、うるさいなあ、なんだかメンドくさそうだなあ。
もっと看板を大きくしたりして、立ち入り禁止にしてしまえばいいのに、
と思いつつ、見ていました。

そして、片方で前の時間のお祭り(ご祈祷のことをこう、呼んでいらっしゃいました)をされている気配と、
太鼓の音などを聞きつつ、神さまの気配を感じていました。

でも、ある意味、この世とあの世の間のあいだの場所に、
小一時間、座っていると、
いつのまにか、最初の頃の、ちょっとイライラした気持ちがなくなっていきます。
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最初に、神楽殿の前にいるときは、なんとなあく入ってくる人の一人なので、
イライラした気持ちもありません。
ちょっと拝殿の前の高い階段のうえにいると、
その様子が見えてきて、めんどくさい気持ちにもなります。
でも、神さまの意識のなかにいると、
そのなんとなあく入ってくる人、それを説明してお戻りいただく人、
そして、それを見てイライラする自分。
さらに、神さまを感じて、落ち着いてきた自分。
すべて神さまの前では、大差ないのだなあ、と思ってきます。

隣りの方は、アメリカから来た親子。息子さんは、中学生くらいかな。
受付で、ビジネスのサクセスの祈りだ、とおっしゃっていました。
いただいたお札には「商売繁盛」と。
ちょっと、ニュアンス違う気がするけど。
しかも、息子さん、最後の直会(なおらい)のお酒、飲んじゃってたけど。
ま、いいか。

そして、この1年のあれやこれや。
この時間が、とても大切です。

お祀りは、去年より少しかわっていました。
大祓詞(おおはらえのことば)とお祓いのあと、
祝詞と御祈願の奏上。
金幣の儀(きんぺいのぎ) という鈴の儀式。
巫女舞。
祈願御弊を奉じて、参拝。
この祈願の御幣は、自宅で紐を結んで神棚にお祭りします。
出口ちかくで、直会。お酒を口にします。

すばらしい。
おめでとうございます。
ありがとうございます。

みなさま、よいお年を。
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明治神宮


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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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