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大神神社 祈祷殿 大神祝詞 2017年

大神神社(おおみわじんじゃ)とお呼びします。公式サイトでは、大神明神とも併記されています。

長い参道の先の少し曲がった階段をあがると拝殿が見えてきます。

神社には、普通、神さまのおられる本殿と、その前に参拝をする拝殿があるのですが、ここ大神神社では、本殿はありません。
それは、神さまは三輪山そのもの、とされているからです。

拝殿の前に鳥居。

とても古いスタイルの鳥居です。

今回は、ご祈祷をしていただくことにしました。
ご祈祷は、まず、拝殿の隣の祈祷殿で行われます。

いままでは、拝殿から参拝しました。
その時は、「ああ、山があるなあ、そこが、パワーの源なんだ」程度に思っていたのですが、今回、拝殿にご昇殿させてたいだくと、山があるなあ、どころじゃなかった。

受付をする参集殿も新しくなっていましたが、神職にお願いごとを記載してもらっていると、神職がいろいろ、聞いてくれて、ホントに神さまに取次いでくれているんだな、という気持ちになります。

祈祷社休憩所で、御祈祷の順番を待っている間に、掛け軸を見ました。
「大物主神(オオモノヌシノカミ)」とあります。

「大物主神」は、この神社のご祭神です。これ、床の間あったら掛けておきたくなると思います。
この書が、こちらのご祭神を、すごくよく表わしているからです。文字に神さまがいらっしゃる。
いいなあ、いいなあ、と思ってみていました。
授与所で5万円で授与いただけることがわかって、かなり悩みました。

ご祈祷については、公式サイトに礼拝作法として載っていたので、転載します。
(時々、変わってしまったり、掲載されなくなってしまうことがあるので)
祈祷殿にて
1.受付
2.祈祷料
3.願い事・・・「受付時、神職に相談するのもよい」とあります。
4.待合い・・・休憩所です。掛け軸をみたところ。
5.ここで祈祷殿にご昇殿して、祝詞(のりと)奏上
6.お神楽の奏上
7.鈴祓い
8.拝礼
拝殿にて移動しました(公式サイトにはありません)
9.祝詞奏上
10.玉串拝礼
11.拝礼

祈祷の時に、初めて、大神神社祝詞を聞いたのですが、独特なものでした。
聞いていた時は、あまり意味がひろえなかったのですが、いい祝詞だなあ、と感じていました。

そのあと、祈祷殿から拝殿にうつって、三ツ鳥居を通して三輪山を拝礼します。

ご祈祷をしていただいた最初の感想。

怖かった。

山というのは、例えば登山道で登っていったり、車で上がっていくと、その高さで山を感じるのですが、山というのは、その高さの下は、土だったり岩だったします。
いや、当たり前なんですが。
でも、山に登っていると、その見晴らしの良さと、天の近さから、うっかり忘れてしまうんですよ、自分の足もとを。
自分の足の下は、巨大な質量をもった土や岩だったことを。

でも、この拝殿で三ツ鳥居を通して参拝する三輪山は、山のコアの部分。土や岩の質量を感じます。
それが、目前にある感じがします。山の岩と土の真ん中に自分が引き込まれていくような怖さ。
そして、三ツ鳥居の向こうに、大物主神が、間近にいらっしゃいます。

ナマミの人間では、そんな土とか岩の真ん中には行けないのですから、怖いと感じるのだと思います。

この黒さ、大きさ、重さ、太さ、強さは、ここにおられる(封じ込められている)方、そのもの。
でも、この圧倒的な質量は、ナマミの人間である私にとって怖いけれど、忌むべきもの、避けるべきものでは、決してありません。
それは、私が私である根源の強さの源と同じなんだと感じますし、それに再び、ふれることで生命がよみがえってくることを感じます。

ご神体は、三輪山なのですが、ご祭神は、大物主神(オオモノヌシノカミ)です。
大国主神(オオクニヌシノカミ)と同じ、とされていることもあるようですが、私はちょっと違うように思います。大国主神は、大黒様とも言われているけど、あの福々しい(笑)大黒様のイメージは、この大物主神にはないです。
また、大己貴神(オオナムチノカミ)ともされているのですが、むしろ、こちらの方が「わかる」のです。

大己貴神は、出雲大社のご祭神。
出雲大社の公式サイトでは、
「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」をおまつりする出雲大社(いづもおおやしろ)です」とあります。
また、大黒様については、よくある質問のところで
Q2、「大国主大神」と「だいこくさま」は同じ神様ですか?
A、同じ神様です。大国主大神様には、他にも「大己貴神(おおなむちのかみ)」、「大物主神(おおものぬしのかみ)」、「八千矛神(やちほこのかみ)」、「大国魂神(おおくにたまのかみ)」、「顕国魂神(うつしくにたまのかみ)など多くのご神名があります。ただし、いわゆる〝七福神〟の中の「大黒天」とは、正確には別の神様です。

とあります。
公式サイト以外にもたくさんの方が、大神神社のご祭神について、書いていらっしゃいます。その方のアクセスする深度や、考えもあるので、私は、どれも正しいんじゃないか、という程度に考えています。
なので、もし、この記事を読んでいらっしゃる方のなかに、「福々しい大黒様」をイメージしたり、「出雲から来た神さま」を感じる方がいても、それでいいと思います。

ご祈祷を終えて、ああ、よかったなあ、と思ったのですが、掛け軸は諦めました。

そして、帰りに授与いただく事を忘れてしまったのが、大神神社祝詞のCD。
家に帰ってきてから、電話をしてみたところ、送ってもらえました。
ありがとうございました。

デザイン、カッコいいです。
ほんとの三輪山も、神社から向かって右のほうが高くなっています。
で、このカッコいいジャケットの大神神社祝詞のCDを、iTunesに取り込んだのですが、何もしないのに、大川栄策のアートワーク(CDジャケット)になっていて、大笑いしました。

いや、いいんですよ、大川栄策さん。歌もうまいし。
でも、落差がなんとも笑える。

ググってみたら、iTunesのバグらしく、他の方も被害(?)にあっていました。
アーチスト名に「大」がつくと大川栄策になる事もあるらしいので、大黒摩季さんや、大瀧詠一さんも、大川栄策さんに化けてしまうことがあるらしいです。

大神明神 大神神社 公式サイト

出雲大社 公式サイト


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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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