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春分 2018年

1年のスタートは、実はいくつかあります。

まず、元旦。1月1日。
それは、現在使用している暦、グレゴリオ暦によるものです。
それ以外にも「年のはじめ」の区切りはあります。使う暦によって、いくつか「元旦」があるともいえます。

1月1日の次の「元旦」は、季節が春へと向かう立春。
その年によって、1日くらい前後しますが、今年は2月4日でした。
これは冬の土用があけて、春に身体をシフトチェンジする目安だと思います。

それから、旧暦の1月1日。
旧暦の元旦は、毎年変りますが、今年は2月16日でした。旧暦の睦月の新月の日です。
寒さがまだまだ、厳しい時期ですが、冬至の事と比べて陽の光も、昼の長さも春に向かっている時期です。

また、春分の日。
この日も、その年によって1日くらい前後しますが、今年は3月21日。
昼と夜の長さが等しい、バランスのよい日。天にも地にも、通じやすい日です。

太陽がその日から、復活してくる冬至も重要ですが、占星術では、春分を1年のスタートとし、そのときのチャートは、1年を象徴するものと考えます。

3月21日の東京のチャート。わかりやすいように、ちょっとだけ時間が進めてあります。
東京なので、日本の1年も象徴します。

アセンダントは山羊座。そこに火星がのっています。牡羊座の3ハウスの太陽とスクエア。
1ハウスには、土星も冥王星があり、天底に天王星もあります。
1ハウスの天体たちは、社会の不安や、抑圧的なムードを示していて、天底の天王星は根本からの変化を示しているとともに、事件、事故、あるいは自然災害には注意が必要な1年となりそうな配置です。
今年は、二至二分(春分、夏至、秋分、冬至)のいずれも1ハウスに土星があり、山羊座の土星が今年のキイになっているようです。
特に、火星はなかなか強力で、その情熱の矛先が、国家内、あるいは組織内で「だれがてっぺんを取るか」という「今いる場」に向けての争いなら権力争いとなりますが、それが他の共同体に向かっていくと戦争にもなりかねない勢いです。

日本は豊かな四季があり、また自然災害も多い土地です。
災害とか不安をあおりたてるのは、あまり好きではないのですが、「凶星」がめだつ場所にあるので、防災グッズの点検や、なにかあったときに、ここからどこへ避難するかという避難のシミュレーションはしておいても良いと思います。

IC天底には天王星があり、火星と調和的な配置ですが、冥王星とゆるくスクエア。
天頂の天秤座の支配天体は、金星でこれも冥王星とスクエア。
野党が国民の支持をうけていきますが、まだまだ覇権争いの動きがあるようですし、与党は国民や世論から厳しい視線を送られていて、政治は安定しないようすが読めます。
アセンダントは、山羊座の初期度数にあって、団結とか協力して社会に貢献するというのがキーワード。
そこに火星がのっていることで、一致団結が良い方向に向かうと良いのですが、内部に向かうと同調圧力からいじめ、自己犠牲の強要といった問題もあるかもしれません。

個人について、これを読んでみます。
太陽は3ハウスで火星とスクエア。
アセンダントに火星がのっていて、情熱的あるいは攻撃的な火星のやる気がですぎて、トラブルになってしまう配置。
火星の勢いがあるので、もうこれは、「トラブル上等」くらいに思っていた方がいいかもしれません。
その情熱は、自分自身の存在価値を示すために、今いる組織で「てっぺんとったる」方向に向かいます。
しかし、主張の強い面がでてしまってごまかしのきかない事になると、立場が危うくなってしまう事がありそうです。
勢いでしてしまったうっかりしたミスや失言が、立場をなくしてしまう事やトラブルになりがちなのは注意しましょう。

しかし、そう悪い事ばかりではありません。
年齢的に30代中旬以降だったり、ある程度、自分の情熱という火星をコントロールできている方は、天王星と調和的な配置を使うことで、この火星を自分らしさだったり、個性として押し出していくことになります。
その結果、自分の居場所も変わっていくことも、あるかもしれません。
それは、引っ越しというわかりやすい事かもしれませんし、生活の基盤としての仕事を変えることかもしれません。しかし、それは、単なる転職ではなく、独立だったり、業種を変えるような仕事を変えることもありそうです。

また「大人」の方にとっては、家庭の幸せを感じる1年でしょう。
土星が4ハウス月と、調和的な配置。
年齢的に充分な大人が、家庭の幸せを享受できる配置です。
アラフォー、あるいはアラ還の結婚もあると思います。
月のサインが牡牛座なので、実際に経済的な余裕がある家庭であったり、美味しい夕ごはんを一緒に食べる幸せがイメージされます。
結婚でなくても、この月も比較的居心地のよい牡牛座にあるので、「家庭的な」「気持ちが安心する」というのは、大事なポイントで、流行になりそうな部分です。
自分の実感や身体を判断基準とするものが、社会やいまいる組織と合致することで、現実化をすすめていく配置です。
山羊座の土星については、こちらの記事で。

この月の部分では、自分の才能や生活は、会社や組織のなかで得られている事を示しているのですが、これに対し、太陽の部分で今までに無い流れを作ろうとすると、どうしても今いる組織での地位を得ることが難しくなる事もありそうで、やりたいことを追求するなら、ここも今の地位からでていく事もありそうです。

全体として、下半分に天体が集っていて、社会にうってでるというより、内向きな情熱をもっているチャートなのですが、ただひとつ、「ラッキースター」の木星が11ハウスの蠍座にあります。
1ハウスの冥王星と調和的な配置でもあるので、専門的なスキルや知識を深めていくことが、未来に開いていく窓になるようです。
あるいは、なにかの裏技を知っている方、あるいは裏方に徹底する事、誰もみていないところで陰徳を積むような動きが、現状を再構築していく鍵のようです。

どれくらい「大人」であるかどうか。あるいは、どのくらい「情熱」をコントロールできているか。
そこが、分かれ道。
また、未来を再構築していくのは、専門的なスキルと見えない努力のようです。

チャートは、MyAstroChart さんで作りました。

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