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木星逆行 2018年

2018年3月9日蠍座にある木星が逆行に転じます。
ゆっくり動く天体なので、7日くらいから動きはなくなっています。

天体の逆行は珍しいものではなく、また、「悪い」ことではないのですが、蠍座や木星に関するテーマが「通常運行ではない」感じだったり、前にすすまないという気分になります。

今、蠍座の木星は相手に深入りすること、ひとつの対象の懐深く手を突っ込んでいくことをしています。そして、これから相手とも自分との違う全く別のモノになっていく、あるいは産み出していく時期です。

逆行開始時の東京のチャート。

太陽が魚座で木星とともに、これからカタチを成していこうとしているところに、社会的変革をすすめている冥王星も、個人の枠を超えて、集団での成果をだそうとしています。
集団自体も変化しつつ、自己も変わっていく状況。
そこに木星が逆行を開始します。
信頼のある相手かどうか、集団としての結束があるかどうかがわかってきて、あるいは、自分の内面のテーマが表にでてくる時期。
しかし、このとき、風のサインには天体がありません。
本当に正しい判断なのか、実際にはわかりません。
その判断のもととなっているデータがそもそも、正しいのかがアヤシいところもあるのです。
判断の基準が、自分の意欲だけだったり、感情、あるいは、集団内部のかけひきや、圧力といったところで進んでいることが表面化してきます。

国会でなされている裁量労働制の拡大の議論は、この動きを先取りしているようです。
そもそも、厚生労働省が算出し、数年をかけて議論をしたというデータ自体に間違いがみつかり、安倍総理は、働き方改革関連法案の一部削除と提出時期の延期を決断したというニュースが入ってきました。(2018年2月28日深夜)
この直前に、経団連の榊原会長の「予定通りの法案成立、施行を強く求めている」というコメントもあり(2018年2月26日)経済と政治という大きな集団のなかで、法律という社会のルールが変わっていくようすが読み取れます。

この冥王星、木星の調和的な配置は、逆行中もゆるく続いています。
個人では、自分の内面のテーマを現実化していく配置です。
一方、社会的には大企業、国家、あるいは大きな集団同士が、社会のルールを変える事で、お互いの集団の目的を達成しようとしていく動きになります。
これを政治の動きをみると、身内の利益あるいは、大きな集団としての目的のために、システムを運用していくあるいは、変更していくようすが読み取れ、この木星逆行中に明らかになってきます。

その間、5月上旬に天王星が牡牛座に入り、この木星と向かい合います。
集団としての利益でなく、個人としてどれだけのモノが得られるかというテーマの変換となる大きな変化の時期です。

木星の逆行は、7月11日まで続きます。
このときは、蟹座、蠍座、魚座にそれぞれ天体が入っており、一見、安定して動きのない「安心感」のある状況です。じっと動かない、あるいは身内のなかでシバリをかけているようなプレッシャーもある状況ですが、その中にいれば安心なのです。
そうはいっても、山羊座に土星も冥王星もあるので、まったく動きがないというワケにはいきません。

この木星逆行は、相手に深入りして、対象に深く関わって、自分の内面をみつめて、そこから本当のテーマを探っていく時期です。
昨年の10月に蠍座に木星が入って以降のテーマについて、振り返り、過去からの復習、予想外の動きといった事もあるでしょう。

冥王星、土星、海王星という遠くの天体が中心ので、個人の日常とはやや遠い感じがするかもしれません。
ただ、静かな海が強い潮流をもっているように、その流れのなかでは、いつの間にか遠くに運ばれていきます。
なので、流れの方向を見ていることは必要だと思います。

じっくりと関係をつくっていくというのは、一朝一夕(いっちょういっせき)にはできません。
信頼のおける人間関係を深めていくのが、今後の流れにうまく乗ることになりそうです。

そして、非常時や、イベント、あるいは繁忙期という「通常運行ではない」ときに、その人の素顔だったり、その組織のホンネが見えたりするものです。

それも、おもしろいのですけどね。

チャートは、MyAstroChart さんで作りました。

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