画像は、国立天文台からです。
2016年は火星が、蠍座、射手座に長期滞在します。
5月30日の最接近の日は、逆行でもどった蠍座にあります。
蠍座は、火星の「ホームグラウンド」なので、そのよい面を発揮する時間が長くなりますし、
射手座には、土星があって、この数年のテーマを掘り返しているところなので、
火星の積極性や、射手座で待っている土星のテーマに勢いがつくことになります。
2016年の火星については、別に記事を書きました。
火星が最接近する5月31日のチャートです。
魚座海王星、射手座土星、乙女座木星、双子座太陽と金星の柔軟宮のグランドクロス、
また、山羊座冥王星、乙女座木星、牡牛座水星の地のグランドトラインが、作られます。
具体的なテーマは、それぞれのハウスで示されるのですが、
柔軟宮の「みんなのために」「癒やしとなること」を
地のサインで「実際にできること」「見えること」「モノ」にしていくことです。
最接近となり「発火点」になる火星は、
思うままに、積極性や、競争力を発揮するのですが、
逆行中でもあり、火星に慣れていないと、
場合によっては、負の面がでてしまって
「発火点」が、「火事」になる可能性もあります。
遠くから天王星も、「やっちゃえ、やっちゃえ」とささやいているので、
火星の積極性をからまわりさせたり、争いになったり、
イジメなどの方向に向かないように、注意が必要かもしれません。
前回の火星の接近は2014年でした。
その時は、活動宮のグランドクロス。
その時も火星が、「発火点」でした。
柔軟宮のグランドクロスは、
太陽が双子座にはいる5月20日には、スタートしていると思います。
また、地のグランドトラインの助走は、
水星が牡牛座にはいる4月6日あたりから始まります。
「ぶっちゃけ、商売とか金にならないとダメじゃん」
みたいなミもフタもない事から始まるようですが、
その理想とするのは、「みんなのため」なので、お忘れなく。
その後、水星は4月29日から5月22日まで逆行しています。
モノゴトの確認をしたり、
ある程度の手応えを得る必要があるものを確かめたあと、5月末を迎えるようです。
月は、この数日で、魚座から牡羊座にうつり、
新しい道を行く実感があったり、変化する実感を感じると思います。
今年のマイルストーンのひとつです。
忙しいけど、ガンバろうね。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました