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スーパームーン 2019年

ツイッターのタイムラインに、「2019年の1月21日の満月は、スーパーブラッドウルフムーンだ」というツイートが流れてきました。
なんか、強そう(笑
ブラッドは、皆既月食の時に赤く見えるという事で、ウルフは、1月の最初の満月の呼び方。
ちなみに、6月の満月は、ストロベリームーンと呼ばれます。

強そうだけど・・・あれ?2019年の最大の満月は、2月20日だったんじゃないの?と思ったので、少し調べてみました。
ここです。

図は、国立天文台「2019年最大の満月」から。

で、スーパームーンってデッカい満月、だよね?
でも、どのくらいデカい、つまり、地球に近いという定義があるのかな?と思って調べました。そしたら、天文学的根拠はありませんでした。(ないのかよ!)

そして、でてくるのは、この理由しか見当たらないのです。
占星術師のRichard Nolleが1979年に軌道上で90%以内の距離に接近した新月、あるいは満月を、スーパームーンとする、というところから始まったという話。
調べると必ず、このリンクに行き着いてしまい、これ以外に検証している人もいなかったのです。

これって、「諸説あります」というテロップがながれるところです。テレビだと。

なんか多少、根拠にうすい気がするのですが、ここまで普及してしまったのですから、これを基準とするか、と思いました。

そして、もう一度、今年の「スーパームーン」を見てみます。
月と地球の距離の90パーセントは361、740キロです。ざくっと、36万キロ。
なので、今年の月のうち、この距離の内側にはいって満月となるのは、
1月21日の満月 日本では見えないが、アメリカでは皆既月食
2月20日の満月 今年最大の満月
なので、スーパームーンは今年は2回。
そのうち、2019年の最大の満月は、2月20日です。
なるほど、国立天文台のサイトは、「2019年最大の満月」とあり、「2019年のスーパームーン」とは書いていません。ただ、36万キロはわかりやすく表示されています。
そして、3月21日の満月も36万キロ以内に入ります。ただ、満月に至るのが36万キロより遠いのです。
しかし、アメリカでは3月21日の満月に至ったときには、36万キロより近いところにあるので、これも含めて、アメリカの記事では、2019年はスーパームーンは3回とする記事もあります。

1月のスーパー・ブラッド・ウルフ・ムーンについて。


NASAの月食のサイトから。(pdfです)

一方、新月も見えないだけで、地球へ接近している事は同じです。
新月のスーパームーンは、
8月30日の新月
9月29日の新月
そして、8月1日の新月も含められることもあるでしょう。
そして、見えないだけで、この新月のスーパームーンも月が近いという影響はあるのです。

なので、2019年の最大の満月は2月20日。
アメリカでは、1月21日の皆既月食がスーパー・ブラッド・ウルフ・ムーンだけど、日本では見ることができないのです。


(写真は、2018年1月2日の世田谷のスーパームーン)

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