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春分 2020年

1年のスタートは、実はいくつかあります。

まず、元旦。1月1日。
現在使用している暦、グレゴリオ暦によるものです。

それ以外にも「年のはじめ」の区切りはあります。使う暦によって、いくつか「元旦」があるともいえます。

1月1日の次の「元旦」は、季節が春へと向かう立春。
その年によって、1日くらい前後しますが、今年は2月4日でした。
これは冬の土用があけて、春に身体をシフトチェンジする目安だと思います。

それから、旧暦の1月1日。
旧暦の元旦は、毎年変りますが、今年は1月25日でした。旧暦の睦月の新月の日です。
寒さがまだまだ、厳しい時期ですが、冬至の事と比べて陽の光も、昼の長さも春に向かっている時期です。

また、春分の日。
この日も、その年によって1日くらい前後しますが、今年は3月20日。
昼と夜の長さが等しい、バランスのよい日。天にも地にも、通じやすい日です。
秋分とともにお墓まいりに行くことがおおいのです。
太陽がその日から、復活してくる冬至も重要ですが、占星術では、春分を1年のスタートとし、そのときのチャートは、1年を象徴するものと考えます。

3月20日の東京のチャート。わかりやすいように、少し時間がすすめてあります。東京なので、日本の1年も象徴します。

1.社会的な動きから

社会的には、海外からの圧力が大きくなってくる1年だと思います。
7ハウス入り口の土星は、山羊座の最後にあります。サビアンシンボルでは「秘密のビジネス会議」政府が秘密にすすめている意思決定とも読めるのですが、7ハウス水瓶座なので海外のスタンダート、あるいは研究者、専門家の意見と意志決定があり、それをこちらに指示してくるように読めます。
海外のリーダーの意思決定は、日本以外では標準的あるいは、理論的なのですが、それによって国内の官僚がてんやわんや、の感じです。

・・・というとちょっと楽しそうですが、ここは穏やかでないところです。

「てんやわんや」のなかには、防衛力強化ということも読み取れるからです。
また、月はすでに山羊座の次の水瓶座にあり、土星もこのあとすぐに水瓶座に移動します。
水瓶座の土星は、フラットで持続可能な世界を目指します。
水瓶座にすすんだ土星は、持続可能な社会としての姿勢を問いかけてきますし、そのために国内法の整備や準備に追われそうです。
上にちょっと書いたのですが、6ハウスの防衛というところに火星があるので、武力衝突も含むようなやや剣呑(けんのん)は配置。
天頂が牡羊座なので、政権をもっている自民党はこの海外からの圧力を利用して、防衛装備の拡充を狙っていくでしょう。
しかし、逆にこの6ハウスの火星からみると武器をもった組織だったグループがねらっているのは支配者、テロ、ということも読みとれるので、ここは注意しておきたいところです。

流行については木星で読むとされているのですが、私は海王星の動きも重要だと思います。流行と同時にスキャンダルもありそうです。
9ハウスにありますし、月も水瓶座にあることから、「海外」「世界的な」あるいは「高等教育」「チャレンジ」「宗教」あたりがキイワード。
オリンピックというイベントによく表されているようです。

この春分図を世界地図におとしこんだマップがあるのですが、そこではこの山羊座の天体たちのラインが日本を横切っていきます。
火星、木星、冥王星、土星の影響を日本が強く受けることが読み取れます。

2.ひとりひとりについて

アセンダントは蟹座の最後のあたり。
支配天体の月は、7ハウス水瓶座にあり、牡牛座の金星と強い配置。
特に公的な場、会社、組織や、仕事での人間関係がテーマになります。平等で自由な関係を思いながら、実は感じていることはそれぞれの人が違う事を感じている事がわかってくるようです。
「みんな違って、みんないい」(by 金子みすゞ)と考えることができるかどうか、がこの1年をどう感じて過ごしていくかをわけるように思います。
月のある水瓶座の支配天体の天王星が金星のそばにあるので「ゼッタイ、無理!」ではなく、なんとなくすりあわせはできると思います。
そして、この1年と書きましたが、これから迎える水瓶座土星の数年にも関わってくるものだなのだと思います。

7ハウスの土星については、個人のリーダーシップとその場に対する責任感を要求されるところです。
「みんな違って、みんないい」といっても、好き勝手にやっていいということではなく、いろいろな情報に精通したうえで、しっかりと意志決定できることを要求されるのです。

アセンダントのサビアン蟹29度と月の配置から最初はスタートします。
最初は情報をさぐることからスタートしますが、基本、あの人がいるから安心、みんなと同じ気持ちだから大丈夫という気持ちがあるわけです。
ネットで情報をさぐって、同じ気持ちである人に「いいね」をつけたりすることで安心するのです。
そこでは、情報の正しさより、まだ、気持ち、感情が優先されています。
そのあとは、「要はなんなのよ」とい気持ちを排除し、そこにある現実、実績が大事になるのですが、結果として自分は自分、という気持ちの変化が読み取れます。

そのプロセスの間に、土星の厳しい要求に応えていくことになります。

土星は山羊座の最後にあたりで、22日に水瓶座に入ります。
その後、この土星は逆行で7月2日に山羊座に戻り、本格的に移動するのは2020年12月17日。
この3月から7月までは、年末から始まる水瓶座土星の3年の「お試し期間」になります。
水瓶座の土星は、組織で動くのではなく個人が尊重されます。
また、身内だけでウケているのではなく、もっと広い世界でも通用するものだけを尊重します。
そして、どんなモノをもっているかでステイタスを示すのではなく、どんな情報とコネクションをもっているかが重要になります。

そのために、ここで示されているのは、その前の段階。
山羊座に集中する天体たちは、まずは完成された社会人としての態度で、平等な関係を結ぶことがひとつのテーマになってきます。
組織で動くのではなく、個人で動くといっても、もっと広い世界で通用するものといっても、その能力が必要ですし、対人関係をきちんとむすべるスキルと気持ち、あるいはマナーといったものが必要です。

ちょっと繰り返しになりますが、別の角度からも書きます。

「この場の責任は、私がもちます」と言えることが、水瓶座土星の象徴である一人親方になっても必要だからです。一人親方→WIKI
自分の能力と個性があるからこそ、相手の素晴らしさもリスペクトでき、その結果「みんな違って、みんないい」と思えるようになると思うのです。

山羊座だけに集中した去年から今年にかけては、小さな業界のなかで足をひっぱって、あるいは市場規模を奪い合うときでした。
水瓶座の土星は、市場はここだけではないよ、と示します。
足を引っ張るのではなく、それぞれに場があるんだよ、と伝えてきます。
そこに気がつけるかどうか、ではないでしょうか。

ただ、この土星のある山羊座の天体の大部分が6ハウスにあります。さらに9ハウスの海王星が調和的な配置と火星、なんでも引き受ける木星が追い打ちをかけます。
かなりのワークホリック、仕事中毒にです。
特に所属する組織から要求される仕事に追われて無理をしそうです。対価を求めずにボランティアでも、役に立っていくし、働くってそもそもいいことだしで、さらに集中して組織でやっていくっていいことだよね、という気持ちです。
山羊座の火星は、ここで木星と重なっており、その圧力を強めています。3月の月末まではかなり強力で「規則だから」「仕事だから」という圧力を強めています。社会からのプレッシャーが強い時期。こちらの記事で。

さらに、ここは山羊座なので、結果をだすことは求められます。
本人はつらく思えないかもしれませんが、本当はツラいところです。無償で働くことを「良いこと」認識をしている、組織に従うことが大事だと思っているけれど、結果は残さないといけないのです。
東京オリンピックのボランティア問題はこのあたりです。

夢がないので、別の読み方をします。

6ハウスは、次のステップでどう動いていくかを考えながら、勉強し働いていくところです。
デビューを目指して訓練中。
自分の理想や夢にむかって、練習し勉強することは良いことだから、今はお金をもらわなくても大丈夫、ではいかがでしょうか。
それでも、身体をこわすまでやってしまいそうなので、ここは注意が必要です。

3.では、このタダボラ(東京オリンピックの無償ボランティアのことです)からどうやって抜け出すか

この1ハウスから2ハウスに至るのは、獅子座です。支配天体の太陽は9ハウスにあります。
月も水瓶座にあり「世界はどこでも我が家」的な感覚をもっていますし、9ハウスも海外への関心や、未来へ続く気持ちが示されています。
自分らしい個性とスキルでお金になります、海外で稼ぎますというのは水瓶座の土星にあっているところです。
6ハウスが、無償ボランティアでも働きますというワーカホリックな部分がありますが、目標や理想をちきんと掲げているなら、このワーカホリックなハードワークもお金にむすびついていきます。
単に、夢というぼわんとしたものではなく、目標。数値のある売り上げ目標です。
なんとなく誰かのためにとか、楽しいからいいかという部分から働くのではなく、理想とか目標をもったうえで、自分にしかない個性とスキルで動いていくと収入にもつながるようです。

4.2020年春分からの1年を通して

今年の二至二分(春分、夏至、秋分、冬至)のホロスコープでは、7ハウスのライン上に土星、木星、冥王星がかかってきているのが特徴です。
春分だけでなく、対人関係がテーマになります。
冥王星もあるので、良い面とそうではない面の両方が起こっていきますが、大人としての態度で向き合える相手、フラットで感情にふりまわされない間柄を結ぶと、ずっと関係を続けることができる相手が、残っていきます。
ただ、情熱があるだけ、依存だけでは続きません。好きだからでは続きません。あなたがいないとダメなのよ、でも続きません。
また、どんなにエラいひととでも、逆に小さな子供にたいしても同じように相手を尊重し、必要以上には自分を小さくしたり、あるいは大きくしたりすることのない人間関係が要求されるでしょう。
それができるまでには、「こうするのが礼儀だから」とか「これがやってきたビジネスマナーだから」という約束ごとにふりまわされる事もあるかもしれませんが、そこを徹底的にやってからこそわかることもあるのかもしれません。

「みんな違ってみんないい」に至るまでには、まずは自分の個性を磨くこと。社会的なマナーも忘れずに。
なんとなく楽しいから、ではなく目標数値をもって。
みなさま、ご一緒に。

春分図が示す社会や集合チャートは、全体の雰囲気です。「私はどうなの?」は、鑑定のご案内からどうぞ。

チャートは、MyAstroChart さんで作りました。

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