蟹座の新月 部分日食 2020年

蟹座で新月があります。アフリカからアジアにかけて一部の地域では金環食が起こりますが、日本では部分日食です。
日本では、欠けながら沈んでいく太陽が見えます。

国立天文台から

新月のホロスコープは、新しい目的が生まれる日として、その月のテーマを扱います。
日食は、特別な新月。次の日食は12月。少なくとも、それまでの約半年、影響があります。
また占星術家によっては2年影響があるという方もおられます。
また、食の影響は前倒しの事も多く、1週間くらいまえから影響がある方もおられます。こちらの記事を ご覧ください。

日食は、月が地球と太陽の間に入り、太陽が見えなくなります。
地球という物質化の世界が見えなくなるので、一度、何かを失うような体験をすることになります。
日食が不吉だというのは、この物質界の喪失体験があるからだと思うのです。
また、月は、私たちが受肉して地球におりてくる宇宙と地球の間にある天体。
その月に太陽のエネルギーと焦点があたることで、自分が地上に受肉するまえの「目的」を確認することもあるでしょう。

つまり、魂的には地上での喪失体験を通じて、本来の目的の再確認をするのだと思います。

日食は、社会的影響が大きいとされているので、前提として社会的影響を考えます。
その社会的影響を受けるのが個人なのです。

蟹座の最初のところで起きた日食は2001年にもありました。このときも夏至の日でした。
また、サロス周期では、サロス137にグループされる日食です。
サロス周期とは同じようなところで起こる一続きの食のグループ。
だいたい、18年ちょっとで同じ場所で同じような食が観測されます。
それが1200年から1500年くらいで地球を一周していくという、気の長い周期です。

サロス137の前回の日食は2002年6月10日の日食です。
サロス周期は、同じような日食が現れていくグループです。
つまり、2002年頃に起こった事を連想させます。
2001年は、日本では当時は小泉政権がスタートし、アメリカ同時多発テロがあったときです。
2002年は、バブル後の東京株式市場の最安値や汚職の報道。日韓共催ワールドカップやノーベル賞の日本人の受賞。日朝首脳会談の一方で、北朝鮮の核問題が大きく問題となっていました。

今回の日食はアジアで起こります。日本では沈みながら欠ける太陽を見ることになります。
食の中心にあるアジアからアフリカにかけでは影響が大きいと思います。

NASAのサイトから。

中国からの介入にデモ活動で抗議をしている香港が気になります。

6月21日東京でのチャートです。

太陽と月は8ハウス蟹座。蟹座には水星があり、魚座の火星、海王星とスクエア。水瓶座の土星と150度。アセンダントは蠍座で、支配天体の冥王星は3ハウス、火星は4~5ハウス。
新型ウィルスによる感染症の事が気になるのですが、国内での感染はまだ落ち着いているようには見えません。
しかし、新しいやり方、手段を得てやっていこうという動きもあります。

3ハウスの冥王星に木星が逆行でむかってくるところ。
新型ウィルスによる感染症の流行以降、教育の現場もガラっとかわってきていることが読めます。
また、株や証券の動きや、食料、穀物生産の動きも影響があるようです。

新型ウィルスによる感染症については、過去の感染症から、あるいは現代の数理モデルも私は支持しています。
なので、私はまだ終息ではなく、収束の段階ではないかと考えています。
それとあわせて、木星と海王星の配置、木星と冥王星の配置も気になっています。
冥王星と木星は今年、3回重なります。徹底的にという冥王星と拡大の木星が山羊座で重なることは、そういう象徴もあるのではないかとも考えているのです。こちらに記事を書きました。

また、海王星は感染症を象徴しています。
ぴったりではないのですが、木星と海王星が調和的な配置をこれからとっていきます。
7月上旬と9月上旬です。
海王星と木星の象徴するものは、善意の拡大という意味もあるので、必ずしも新型肺炎の流行と結びつけるものではありませんが、緊急事態宣言の全国的解除(2020年5月26日)のあとも、生活の習慣として手洗いなどは続けていきたいと思っています。

また、6月下旬には逆行して木星が冥王星と重なります。それについてはこちらの記事で。
土星と木星の逆行については、こちらの記事をごらんください。

個人としては、パートナーとの信頼がテーマ。
水星は逆行しており、敵は誰だ?とサーチしています。水星の逆行については、こちらをごらんください。
信頼のおける身内でなければ、排除していきます、と読めるのですが、それが感情優先となって客観的ではないのが、ちょっと問題かもしれません。

ここで日食が起こるので、一度、信頼関係を失うような事があることで、どんなに相手が大事なのか、
信頼関係が大事なのかを思い出すような体験があるかもしれません。
日食は、8ハウスで起こるので共有するお金、財産、遺産、伝統などが一瞬、なくなってしまうような体験を通して、それらの大事さ、重要さに気がつくという読み方もできます。

水星が逆行していることもあわせると、結果として強い信頼に至るか、あるいは「あなたは敵」と認識するかという人間関係の見直しもありそうです。

また、素直な気持ちが伝わりにくい時期なので、丁寧な言葉を選んで伝えていくこと、コミュニケーションをとることも大事です。
なんにでも「すぐに」口をださないこと、気持ちと情報の切り分けも心がけましょう。
この水星逆行については、こちらに記事を書きました。

しかし、ここでも火星には注意をはらっておく必要があると思っています。
魚座の海王星と火星なので、ネットの炎上、噂の拡散。
あるいは、「自粛警察」というような見えない敵からの攻撃を象徴しているようです。

これを無視するとトラブルとなってやってくることが多いので、特に外にむけて力を出すのが得意ではないという方は、意識しておきましょう。
カンタンなのは身体を動かすことです。
5ハウスなので、楽しいことをして身体を動かすこと。お遊戯、ダンスはおすすめ。
このご時世なので、人との距離に注意する必要はありますが、積極的に身体を動かしましょう。

また、具体的に影響が大きそうなのは、活動宮(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の方。
もちろん、ネイタルチャート(生まれたときの天体配置)によります。

その人の太陽、月(ネイタルと進行)とどう重なっているか。
またはホロスコープの軸(アセンダントとディセンダントと、MCとIC)にかかっていると、対人関係、社会と家というところの変更になりそう。

また、簡単には食のおこるサインが、個人のどのハウスで起こるかをみるというのもあります。
日食は、普段とちがうゲイト(門)が開くようなもので、違う外部からパワーが取り込まれる、というか取り込むことができます。
なので、シンプルに考えると、その日食が起こるハウスで生まれ変わるような事や、あるいはパワーがチャージされる事になります。
その次に見るところは、各度数。その度数に天体があれば、そこでの影響の可能性もあります。これはその天体と、組み合わせ(アスペクト)によります。

もちろん、個人が食の影響をうけない人もいます。
そもそも、ホロスコープなどを気にしていない方は、パワーも取り込みもしないのです。

特に蟹座の日食です。
社会とその中にいる人の気持ちの変化が大きいようです。
個人としては、蟹座と山羊座の方は変化していくことができます。
活動宮なので、動かしたいことがある方は、動かせるタイミングです。
もちろん、山羊座と蟹座の方に限らず、「チャンスに乗り遅れるな」という事ではありません。
変化に対して参加せず、あるいは楽しむだけで、またはやりすごすという方法もアリです。当然です。

この日は、夏至で朝、夏至を迎えてから新月となります。
夏至については、こちらに書きました。
また、夏至から新月(日食)に至る流れも、こちらに記事にしてあります。

次は12月の射手座の日食です。
そのあとに、木星、土星が水瓶座に移動してグレートコンジャンクションが起こります。

ここに書いた事は、全体の雰囲気です。「私はどうなの?」は、鑑定のご案内 からどうぞ。