2020年12月木星が水瓶座にはいったのですが、あっという間に5月14日に魚座に移動します。
その後、木星は逆行し、7月28日には水瓶座に戻ります。
そして、本格的に魚座に移動するのは、12月29日です。
2020年の年末に水瓶座に入った木星は、指示系統で結ばれた上下関係ではなく、水平でフラットな関係をすすめました。
組織で独り占めしていた権力とお金は、ひろくうすく共有される方向に向かいます。
一定の利用料でサービスを利用するサブスクリプションが普及してきたのも水瓶座らしいなと思っていました。
一方、牡牛座に天王星もあり新しいルールに反発したり、いままで持っていたものを手放す必要は感じない抵抗感もあります。
それに、新しい方向性といってもいままで価値のあったものの価値が下がるだけで、なくなってしまうわけではありません。
でも、一方で水瓶座の木星のすすめる平等とか、個性を重視するというその結果、人の温かさの感じより遠い距離感の人間関係になってしまって、孤独を感じることもあったかもしれません。
正しい判断かもしれないけれど、あまりにデータ重視だと、人間性やリアルさがなくなってしまうかもしれません。
それに、個人で判断するというのは、同調圧力のある日本、あるいは日本人にとってあまり得意ではないものです。
人の気持ちによりそう、という事では、ボランティアだったり、誰のために動いていくことが多くなりそうです。
政治家に「自助」だの「共助」だの言われるスジアイではないのですが、お互いに声をかけあって、なんとかこのコロナ禍を生き延びていきましょう。
また、情報やネットでの活動も大事だけど、やっぱり気持ちを添えていきたいよね、という事になりそうです。
そうすると、誰かのためなら無償でいいのか、とか、新型コロナウィルス感染症に対する新しい生活様式の距離感はどうするの?というテーマもでてくるかもしれません。
人と人の距離をとることを「ソーシャルディスタンス」としていましたが、人と人のつながりは大事なので「フィジカルディスタンス」と言い方が変わってきました。
この記事がアップされたとき(2021年4月29日)ネットニュースでは東京オリンピックについて橋本会長「無観客の覚悟は持っている」IOCバッハ会長「日本国民のへこたれない精神を称賛。五輪も乗り越える」「東京五輪期間中に看護師500人確保要請」の見出しがあり、3度目の緊急事態宣言のなか感染者は増え続けていて、変異株も見つかっています。
魚座の木星が示す「それって良いことだよね」という指標は、それぞれの心のなかにあるのです。
なので、それぞれの心のなかにある「良いこと」基準にしたがって行動することになるので、価値観がさらに多様になっていきます。
多様というか、混沌。なんでもあり。
この魚座の「心のなかの指標」は、山羊座の示す「いままでこうやってきたから」「ウエがこういっているから」というルールでもなく、水瓶座の「これからの共通のルールではこうだから」「個性を尊重してユニバーサルに考えるとこっちだから」でもないのです。
なんでもアリの混沌なので、他人からみたら「良くない」と感じることもあると思います。
例えば、宗教的な信条にしたがっての自爆テロも、そういったことのように思うのです。
なので、どんな価値観がでてきても、どんな事があってもおかしくないような怖さが魚座の木星にあるのです。
また、新型コロナウィルス感染症の流行についてみると、魚座に木星が入ると、バラエティーを象徴する柔軟宮の魚座に拡大する木星が入るので、変異株の拡大という意味もありそうです。
このとき、「情報を積み重ねた水瓶座の土星や、先々をみて現状を変えていく牡牛座の天王星」チームと「ウエがそういってるし前から決まっていた山羊座冥王星と空気がそうなってるからねという魚座海王星」チームに炎上させる火星が関わっていくことで動いていきそうです。
木星が水瓶座にあるときには、同じ水瓶座に土星もありました。
なので、ある一定のルールのもとで、新しい関係がすすめられてきたのですが、魚座に木星が移動するとこの「しばり」がなくなります。
がっぷり組み合って動きがとれなかったと思っていた方にとっては、圧力は少しなくなってくると思います。
魚座では木星が古典のルーラー。
そしてもとから魚座には現代のルーラーである海王星もあります。
ルーラーがふたつ集まってくるので、魚座最強です。
一方では、アレもコレも盛りこみすぎるので、混乱もしそうです。
こだわりを手放すという事では、過去の自分だったりこだわりを手放すこともできるのですが、本来は許すことじゃない相手のどんな事でも「まあ、いいんじゃない?」「仕方ないよね」という方向になっていきそうです。
この時、水瓶座には土星もあるので、データをあつめて検証することはできているのです。
ただ、木星が魚座にはいったこの5月は蟹座に火星があって「そんなの、かわいそう」「気持ちがわかっていない」と批判がありそうです。
誰かの気持ちに寄り添っていくのは大事なのですが、それだけにならないように。
そして、ご自身の気持ち、身体を緩めるのは大事です。
この魚座の木星は2021年の年末に魚座に移動し、来年2022年は魚座を運行します。
(2021年12月29日から2022年5月10日、その後、牡羊座に移動して、再度、魚座に戻るのは2022年10月28日から2022年12月20日まで)
この2021年5月から7月までの魚座木星の期間におこることは、来年以降の「経験値」となります。
この時期に起こったことは来年、2022年に「復習」することも多いでしょう。
この時期にあったことを記録しておきましょう。
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そして、水瓶座に木星がもどった8月から年末までに、来年の魚座木星の本番に向けて修正をしていくのです。
いろんなやり方や考え方が登場していくるこの5月~7月までの2ヶ月。そして、ホントにそれが「使える」のがを考えていくのが、8月から年末まで。
同じサインに土星と木星があるというのは、貴重な時間です。これからの20年のスタンダート、スタートの時です。
誰にとってもラクな時期ではないのですが、大事にしていきましょう。
また、ご自身のホロスコープを出せる方は、魚座がどこかを確認してみてください。
無料のホロスコープの出し方は、こちらで 記事を書いています。
もし、わからなければこちらで↓ お待ちしております。
ここに書いた事は、全体の雰囲気です。「私はどうなの?」は、鑑定のご案内 からどうぞ。