新月のホロスコープは、新しい目的が生まれる日として、その月のテーマを扱います。
太陽と月は、6ハウス魚座。
今年に入って、プレッシャーの強い日々が続いていましたが、ここにきてその落としどころをさぐるような時期になります。
「新しい生活様式」とか「データの裏付けはあるのか」とかパサパサした部分で判断してきたのですが、そこに気持ちがついてこれなかった事も多いと思います。
ソーシャルディスタンスといっても、直接、逢いたいよね、とか。
栄養素があるからといっても、美味しいのは別だよね、とか。
気持ちによりそって着地点をさぐっていく、といっても、そもそも、着地していきたその足もとはグラグラしています。
お互いにどこに着地させたいのかがわからないかもしれません。
新型ウィルスによる感染症によせて読むと、ワクチンの開発とともに、変異株の発生も続いていそうです。
昔、パワーがあるとされていた政治や権力は壊れていく時で、それを私たちの生活が影響を受けずにはいられません。
そして、「新しいスタンダード」をもって、何かを打ち出していく動きも見えそうですが、「新しいスタンダード」というと聞こえはよいのですが、そうそうスタンダードは新しくならないもので、その時にあわせていくご都合主義ではないかとも思います。
そういった中でも、声の上げられない者に寄り添って、自分も含め傷ついたものの傷に手をあてていく新月でもあります。
相手と自分がどういう関係か、過去と現在の自分をどう未来につないでいくかを、優しくつつんで運んでいく新月です。
16日には水星が魚座に入っていきます。
誰かのために、という気持ちはきっと明確な「誰か」がいるはずです。
その誰かのために、と思うことが大きな社会を、気持ちを動かしていくはずです。
ここに書いた事は、全体の雰囲気です。「私はどうなの?」は、鑑定のご案内からどうぞ。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。