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木星 海王星 のコンジャンクション 過去の検証

2022年4月12日 木星と海王星が魚座で重なります。
木星も海王星もともに魚座の支配天体で、それぞれ「広げる」するという性質があります。

この新型ウィルスによる感染症が「広がっている」現在、どうしてもこの「広がる」天体が2つ重なるという事は気になるのも当然です。

2022年4月12日 東京で作成したホロスコープです。

このホロスコープについては、前回の記事で → https://divinus-jp.com/archives/59422


ここでは過去のことをみてみます。占星術の強みのひとつで過去の事を見ていくことで、これからを考えることができます。

木星と海王星が魚座で前回、重なったのは1856年3月17日。166年前です。
当時はまだ、京都が日本の首都だったので、ホロスコープは京都で作成。

この前後に起きたことを調べていたのですが、今回2022年の木星海王星コンジャンクションで気になったように、感染症の流行が目につきました。

感染症というキイワードでは、やはり日本での種痘の定着にご尽力された緒方洪庵先生と、統計的手法で公衆衛生を確立したナイチンゲール師匠の活躍がありました。
上の表でも、このお二人の活躍がこの時期であることがわかります。

詳しく、前後を見てみます。

1854年にはナイチンゲールがクリミア戦争で従軍し、
その後の1858年には何回目かのコレラの流行があります。
その1858年は、江戸幕府が蘭方解禁となって、種痘が免許制となったことがありました。

なぜ、免許制となったか、ですが。
当初、蘭学の医学を禁止していた幕府でしたが、まがい物の種痘所が広がりを見せ、また当時の趨勢から蘭学を認めざるを得なかったのだと思います。
また、きちんとした種痘を広げるために、種痘所を免許制として規制をかけていったようです。

1856年の魚座での木星、海王星の重なるホロスコープを見ると、6ハウスに木星、海王星があります。
それは、今回の新型ウィルスによる感染症の拡大と同じような配置です。
感染症の流行が読み取れます。
でも、この年に疫病が流行りました、というより、その前後、疫病や戦争による負傷者の対策をきっかけとして、公衆衛生(ナイチンゲールの功績)やワクチン(緒方洪庵の種痘)が広まっていったことが大事です。

感染症の流行で犠牲となる命があります。そして、撲滅を宣言したのは、種痘を使う天然痘だけです。
感染症は、人類として戦い続けていくテーマだと思います。

魚座の支配天体としての木星、海王星がコンジャンクションしたこの時期は、先輩たちが、苦しむ患者のために試行錯誤し、闘っていたと思います。
それが、未来に向けた種となっていったと思うのです。
そして、その過去の種はいま、果実となって結実し、私たちが享受しているのです。
これから先の新しい戦い方が登場してきた時期だと思うのです。

今回の新型コロナウィルス感染症に対する戦いも、結果として未来への果実の種をまいているのではないでしょうか。

あと、ひとつ。
1856年に起こったのは、天璋院篤姫と第13代将軍・徳川家定が結婚したこと。
明らかな政略結婚だったのですが、このお二人は仲良くお過ごしだったようです。


また、前回、木星と海王星が重なったのは、水瓶座で2009年です。13前です。
逆行があって、合計3回重なっているのですが、最初のホロスコープ。
2009年5月28日 東京のホロスコープです。

(MCに木星、海王星、キロンがあっていかにも「流行」しそうなホロスコープです)

この2009年のトップニュースは日本も世界も新型インフルエンザの流行がありました。

時事ドットコムニュースのサイト から)

2009年のH1N1型インフルエンザの流行では、WHOがパンデミックを宣言しました。

実は、このとき、私自身、パンデミックに対する研修に参加したことがあるのですが、地域の警察、消防を含めた大きな研修でした。
しかし、日本での新型インフルエンザによる死亡者が他国と比べて、とても少なかったです。
また、国としての抗インフルエンザ薬の備蓄という政策もとられました。
この時には、感染症の流行をとらえるサーベーランスシステムも導入されています。

その後、2010年8月10日にはWHOがこの新型インフルエンザによるパンデミックの終息を宣言(ポストパンデミック)し、季節性のインフルエンザと同様の流行であると宣言しています。

2010年8月10日 WHOがポストパンデミックを宣言したときのホロスコープ。東京で作成しています。

この時期は、2010年6月に木星が魚座から牡羊座に抜けていった後でした。

なので、2022年の木星、海王星のコンジャンクションも、その年に感染症の流行しました、という読み方では充分ではないと思います。
その前後、数年のテーマとして感染症の流行があって、それによってその後に、公衆衛生やワクチン、予防の対策が確立されました、という事だと思います。

それは、地球規模での平等性が重要だと思います。

なぜ、日本だけでなく地球規模なのか。

先進国だけが衛生状態がよく、ワクチン接種の機会があったとしても、南北問題を基本とする衛生状態の悪さや、ワクチン、薬剤の行き渡ることのない地域がなくならない限り、あるいは、森林破壊による野生動物とヒトとの接触が増えていく限りは、感染症の問題は無くなりません。
また、気候変動により熱帯特有の虫が媒介する感染症も、いままで起きていなかった地域で起こっています。

経済格差と自然破壊、気候変動が感染症の発生の温床になっているのです。

なので、今後も感染症との戦いは続いていくと思います。
一方で、2009年のH1N1型インフルエンザや、その前の2002年のSARS(重症急性呼吸器症候群)を経て、いろいろな準備と学びを得てきたと思います。

この新型コロナウィルスによる感染症も多くの犠牲者を出しながらも、私たちは戦い方が少しずつわかってきました。
必ずそれに対する対策もできている、できつつあると信じたいのです。

でも、それはそんなに遠くない未来です。
2023年以降、冥王星が水瓶座にはいると、ワクチン接種や公衆衛生の平等性が大事なテーマになっていくからです。

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*この記事を書いた人について
 辰巳(たつみ)
 聖地を巡礼する占い師。西洋占星術とタロットを使います。
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 薬剤師。アロマ検定1級。
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