天王星が逆行を開始します。
2022年8月24日から2023年1月23日までです。
動きのゆっくりした天体なので、1週間くらい前から止まっていて、逆行が終了しても1週間くらいは止まっています。
天王星はいままでのルールややり方を変化させる天体。
それが逆行することで「この変化でいいのだろうか」「これからのルールはこれでいいのだろうか」
を問いかけています。
スピードを出してて、ちょっと行きすぎたから、バックしてもどる車みたいなイメージ。
天王星は1年の半分近くが逆行しているので、ほぼ「毎度のこと」なのですが、今回は次の点で注目しています。
1.土星と天王星の配置
2.2022年天体逆行シーズン
3.天王星とドラゴンヘッド
1.土星と天王星の配置
昨年、2021年にはぴったりスクエアという配置になりました。
今年は、ぴったりにまではいかないのですが、その差として0.62度という小さな幅までスクエアとなります。
この土星も逆行しています。土星の逆行は2022年6月5日から10月23日。
もっともスクエアに近くなるのは10月上旬ですが、9月中旬くらいから10月中旬までは影響はあると思います。
土星も天王星が順行、逆行をしながら、長い期間、スクエアという配置になります。
ルールはこうだから、とか、普通ってこうでしょ?というこだわり、自分にとっての常識、時間をかけてつくってきたマイワールドの世界観。
それを天王星が壊していくのです。
そして、「この壊し方でいいですか?」という迷いもあって、なかなか思い切れません。
「土星 天王星のスクエア 2022年」もお読みください → https://divinus-jp.com/archives/63171
2.2022年天体逆行シーズン
天王星が逆行することで、木星より遠い天体全てが逆行になります。
8月25日から冥王星の逆行が終了する10月9日までです。
社会的な価値観が定まらないときなので、スムーズにコトが運ばないと感じるかもしれません。
不安定かもしれませんが、どんな価値でも「アリ」となりやすい時です。
華々しく打ち出すより、しっかり準備をする、不要なものをすてるという見えないところにフォーカスする方も多いと思います。
3.天王星とドラゴンヘッド
8月上旬に火星も含めて、天王星、ドラゴンヘッドが重なるという配置がありました。
8月上旬は火星も関わっていたので、事故にちかいような爆発的な変化が読み取れます。
火星と天王星、ドラゴンヘッドについての記事 → https://divinus-jp.com/archives/62469
今回は、再度、重なることはないのですが、天王星がドラゴンヘッドに近い配置が長く続きます。
7月上旬から8月下旬までと、11月下旬から12月下旬です。
この間、は火星は双子座にあり海王星とスクエアになります。
(2022年10月12日と11月20日 またこの時期とははずれますが2023年にもあります)
また、上の「火星と天王星、ドラゴンヘッド」の記事に書いたように、海王星は冥王星とセクスタイルに近づきます。
この急激な変化は見えないもの、あるいは意識できなかった、しなかった事が表面にあがってくるようです。
つまり、急激な変化というより、ここまで変わっていたんだと、わかってくることもありそうです。
それにともなって、妄想やウワサ、見当違いの意見がとびかっていて、ちょっと混乱しそうです。
たくさんの人が、なにが正しいのかわからないなかで、これからのやり方へ変わっていく時期です。
以前の記事にも書きましたが、そのなかで、軽くハンドルを切っていくのか、巻き込まれて変わっていくのか、重々しく線路のポイントを切り替えるのか、立ち止まって変わっていく様子をみるのか、とそれぞれだと思います。