12月29日から水星が山羊座で逆行をします。2023年1月18日まで。
この逆行では、12月12日に通過した場所まで戻り、2023年2月7日に逆行を開始した位置に戻ります。
この水星逆行中の期間だけでなく、もとの位置に戻るまでの12月12日から2月7日ころまで影響が残ることもあります。
水星は、交通、情報、コミュニケーション、商いの星。
逆行によって、計画の見直し、復縁、仕切りなおしなど、前へ進まず、見直す時間となります。
これは、「悪い」ことではなく、必要な見直しであり、時期を待つことになります。
この間は、交通のトラブルや通信機器の故障、情報の行き違いに注意が必要です。
とくに逆行開始と終了の前後2日くらいは、水星が止まっています。
この時がもっとも影響が大きいので、時間と心に余裕をもって計画をしておきましょう。
こちらの記事もごらんください。 → https://divinus-jp.com/archives/1572
12月7日に山羊座にはいった水星は、モノゴトのルールにそって、着々と仕切っていきますが、その後、18日から冥王星の近くから逆行を開始します。
また、今回は水星逆行と火星逆行が重なって起こります。
火星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/61987
火星と海王星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/64736
なので、一度、決まったことがひっくり返るような感覚や、どっちが正しいのかわからないという気持ちになるかもしれません。
自分のやりたいことを押し進めていいのか、という迷いと、実際の手順がちぐはぐになってしまう事も読めます。
一方、この時期、6月ころから逆行をしていた土星を始め遠くの天体はほとんど、順行にもどっています。
社会的な価値観はなんとなく、見えてきているはずなので、12月23日の新月あたりから来年や、来年以降に向けてのスタートをしているかもしれません。
つまり、具体的なやり方について見直しがあったり、ひっくり返されたとしても、自分自身の目標自体が変わることではないのです。
さらに、この水星逆行が終了し、その影響がなくなる2023年2月11日に水星は山羊座28度で冥王星と重なったあと、すぐに水瓶座に移動します。
山羊座28度(かぞえ29度)はすでに、水瓶座の要素がはいってきている度数です。
このあたりからも、現行のやり方やルールが直前で変わってしまっても「ああ、ハイハイ」と受けながしておいて視線は先にすすめておき、「変わったこと」だけにこだわる必要がないように読めるのです。
今年は2020年のグレートコンジャンクションで始まった「風の時代」を実際におとしこむような風のサインでの水星逆行がありました。
ここから2023年は、それを現実とするための土のサインでの水星逆行が始まります。
散らして拡散していく風の要素を、固めて集める土の要素に落とし込んでいくのはなかなか難しいかもしれませんが、必要なステップだと思います。