1年の季節は、はっきりこの日から、という事はありません。
しかし、暦のうえで、大切な節目になる4日間があります。
まず、昼と夜の長さが等しい春分、秋分。
それに、昼間の長さがもっとも長い夏至と、短い冬至。
この四日間の、夏至、冬至、春分・秋分の二分を併せて二至二分(にしにぶん)といいます。
一年でもっとも昼間の時間が短い冬至は、これから太陽が復活してくるお祝いの日でもあります。
古くはクリスマスが、この太陽の復活する時だったとも言われていたり、寺社のなかには冬至の祭祀を行われるところもあります。冬至のお祭りについては、こちらの記事で。
今年は12月22日。その年によって、前後することがあります。
占星術で冬至は、春分、春までの流れを読んでいきます。2022年の春分についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/59442
12月22日 東京でのチャートです。
アセンダント(東の地平線)は射手座。
アセンダントの射手座29度(かぞえ30度)に続き、山羊座0度(かぞえ1度)の太陽がのっています。太陽、アセンダントと木星がスクエア。
春分のときからの結果としてこの冬至を読むと、春分の時は未来志向で始まったことが、自分の役割や自分らしさの発見となりました。それを、これからアウトプットしていこうとしているときです。
といっても、数字や具体的な目標として示せるもので、これから動きを始めようかという時。
しかし、ちょっと欲張りすぎというか、抱え込みすぎの傾向もありそう。
月は12ハウスで6ハウス火星とオポジション。
世に出す前の段階で批判されないように、空気感をさぐっています。
少し敏感になってしまう傾向があるので、周囲の情報をシャットダウンしてゆったり過ごす時間も持ちましょう。
このホロスコープ自体12から6ハウスに固まっており、8ハウス側が空白です。
主なテーマは自分のことだったり、自分の居場所(家庭とか日本という国)が関心の中心ですが、本当のテーマは8ハウス側にあります。
個人では相手の気持ちのなか、だったり、借金や遺産問題。
社会では国家財政や財源の問題なのですが、そこに本当の問題があるのです。
この冬至にさきだって20日には牡羊座に木星が入ってきており、この翌日23日は山羊座で新月です。
このあと29日からは水星が山羊座で逆行を開始します。
12サインの先頭である牡羊座に木星がはいり、また来年以降の活動も見えてくるという、年末でありながら二重の意味でのスタートです。
来年以降の目標は、イメージとか雰囲気だけで大きくなりがちなので、実現可能なことを具体的に立てておいて、目前の年末進行の仕事は、早めに片付けておくことをおすすめします。
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