2022年8月から長期双子座に滞在していた火星が、3月25日に蟹座に移動します。
蟹座に入った火星が獅子座に移動するのは5月21日。21日に日付けがかわってすぐのタイミングで、約2ヶ月蟹座に滞在します。
蟹座に入った火星は、3月31日には魚座の土星とトラインという配置になります。
蟹座の火星は、みんなの気持ちを知りたい、ということをきっかけにして、「みんな、同じことを感じているよね」と感情を共有することを追求していきます。
そして、「みんなの気持ちを、ひとつにしよう」と押し進めます。
でも、そうはいってもそもそも、そもそもバラバラな個人の気持ちはなかなか、ひとつになることは難しいと思います。
すると、「気持ちがひとつにできないヤツは部外者」認定してしまう事になりがちで、小さなグループのなかでのトラブルもありそうです。
また、身内を守る、身内のために、というエネジーがあるので「自分のグループ」以外の外側に攻撃をしていくこともあるでしょう。
あるいは、みんなの気持ちと自分が違うことを感じてしまうと、引っ込んでしまって黙ってしまう事もあるでしょう。あるいは、原因がわからずにイライラすることもあるかもしれません。
今回は魚座の土星との調和的な配置なので、そういったなかで、他人の気持ちをどれだけ思いやることができるのか、という土星の課題に答えることで、トラブルにならずにグループがまとまっていくことができそうです。
魚座の土星は、まずは相手の気持ちがわかること、がテーマなので(最終目標はまた、その先)まず、このあたりから魚座の土星のテーマが実感される時。
今回はトラインという調和的な配置なので、無理なくできそうなので、まず、ここのあたりから「見えない気持ち」に向き合うと、自分の土星のテーマがつかみやすいと思います。
魚座の土星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/65738
「仲閒なんだからわかってくれるだろう、と思い込むとトラブルになるよね」「仲間の気持ちは同じじゃないかもしれない」「相手の気持ちがわからないなら、ちゃんと聞いておこうね」というお勉強がこの蟹座火星と、魚座土星のあいだでできると思います。
また時系列でみると、3月7日の土星の魚座への移動から、春分、新月そして、この火星の蟹座への移動、とかなり切り替わりの時期です。
なにかひとつのきっかけで、ガラッと次々、状況が変わっていく時でもあります。
魚座の土星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/65738
水瓶座の冥王星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/68196
すでに何か予定があるなら、不測の事態になっても選択肢をいくつか用意しておくと安心だと思います。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。