牡羊座で新月があります。3月22日東京でのチャートです。
新月のホロスコープは、新しい目的が生まれる日として、その月のテーマを扱います。
この新月は2023年の春分3月21日のすぐあとに起こります。
正確にいうと、日付は変わって翌日の22日になっていますが、12時間もたたない間に新月になるのです。
占星術での1年のスタートである春分、また、ひと月のスタートである新月というふたつのスタートが重なっています。
なのでかなりスタート感、フレッシュ感はマシマシです(笑
さらにちょっとこの新月が特別なのはドラゴンヘッドに金星がかかっています。
実際にも月に金星が隠れる金星食が、九州で3月24日に観測できます。
(国立天文台のサイトから https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/03-topics02.html )
太陽と月は、2ハウス牡羊座。6ハウス火星とスクエア。
自分のもの、お金をがっつくとりにいく新月。
おなじ職場のライバルを蹴落として、自分のものにするのは当然、トラブルになります。
この火星が赤緯のもっとも高いところにあるので、暴走しそうなくらいの強さがあります。
なので思いつきで、行動しやすいこともありそうです。
でも、2ハウスの入り口に土星があります。
土星なので誰でもそうです、という事じゃありません。
むしろ、いままで培(つち)ってきたつながりや自分の才能、あるいは大人としての配慮があれば、まるくおさまっていきそうです。
金星食は牡牛座の金星とドラゴンヘッドのコンジャンクション。
ここでもお金、収入を見直すことが読み取れます。
収入を一瞬、失うような感覚から、いまある収入や、お金を大事にしなくちゃねというところからお金の有り難さも感じるかもしれません。
このあと水瓶座に冥王星が入ると、この金星、ドラゴンヘッドとスクエアとなります。
なので、キャッシュレスが進んでいるけれど、現金で少し持っていた方が安心ということもありそうなので、お財布のなかみを見直ししてみてください。
1ハウス冥王星は、太陽と月とセクスタイル。また6ハウス火星と難しい配置。ここでも火星が大きな意味をもちそうです。
冥王星はギリギリ山羊座にあって、いま使える立場やパワーを存分につかう事で、新しいスタートをすることはさらに有利になりそうです。
しかし、一方でやらなければならないことに対し、感情が爆発して衝突したり、あわててケガをしたりというトラブルは注意して。
なにか始めるなら多少のトラブルはつきものだとタカをくくっていると、意外と大きなことになりがちです。
社会の話で考えると6ハウスは防衛です。
なので防衛問題にテーマをあてる事がおき、また、それを問題としてプレッシャーをかけてくる配置とも読めます。
国のリーダーだけでなく国民もこの防衛問題は自分の収入に直結するので、無関心ではいられないようです。
3月21日春分、22日牡羊座の新月、24日冥王星の水瓶座への移動、そしてこのあと長いあいだ双子座にあった火星が25日に蟹座に移動します。
切り替わり感の強い時期でもあり、非常にバタバタした1週間です。
そして新月満月のサイクルでいうと、ここから満月の4月6日まではダッシュでかけていく時期になります。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。