太陽と木星がかさなる配置になります。
木星は12年でサインを1周するので、だいたい1年に1回ある配置です。
木星はキャッチして広げる天体です。
単に、ラッキーではなく、細かいことも拡大してくるので、いままで見逃してきた事も問題として見えてくることもあります。
なので、太陽と木星が重なるときは、その時の社会がもっているテーマが膨らんで、発展していきます。
木星が太陽サインに入ると「ラッキーな年です」と星占いのページには、書かれることもあると思います。
それは、その年にそのサインの方に注目が集まり、あるいは社会的に受け入れられやすいムードになったり、仕事や人が集まってくるからです。
なので、それは棚ぼたの「ラッキー」ではないのです。
さらにサインの「三区分」(クオリティ)によっても特徴があります。
爆発的に始まる(活動宮)、深める(不動宮)、調整する、あるいは終結する(柔軟宮)というところです。
個人にとっては、その年の太陽と木星が重なる度数近くに個人天体、特に太陽、月があると、大きな節目となることがあります。
太陽と木星がかさなった度数に近ければ影響は大きいです。
太陽と木星は、2023年4月12日に牡羊座で重なります。
活動宮なので、社会的にはスタートする動きがでてくる時ですし、出生図、ネイタルホロスコープで、この牡羊座21度付近に太陽、月などがある方にとっては、この前後の1年は節目になると思います。
過去の数年の太陽と木星の重なったサインと度数を表にしました。
2024年5月は、牡牛座の28度で太陽と木星が重なります。
牡牛座の方にとっては大きな意味をもつとともに、
牡牛座の最後の方にもともとの出生図、ネイタルホロスコープに太陽、月などを持っている方は節目の年になりそうです。
それは、2023年5月17日に木星が牡牛座に入ったあたりから少しずつ、感じることもあるかもしれません。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。