満月のホロスコープは、新月で始まった事の成果や結果が表れる時として、どのように現実化されたかを読みます。
太陽は、9ハウス双子座。月は、3ハウス射手座。11ハウス獅子座の火星が太陽とセクスタイル。
将来を見越して、大枠が見えてくるとき。
具体的にどうしていきたいかを考えていくときに、こうありたい信念や広い視点を持つことで、理想を現実化していく満月。
未来における自分の姿をもとめる熱意もそれを押し進めていく。
なんでもいいからやってみる、という事もできるけれど、その「なんでもいいからやってみる」という自分のなかに、スジの通った理想や高い目標があることで現実となりやすい。
ひとつにしぼらずに、いろんな可能性や価値感を含めておいた方がいいんだろうなと思うかもしれません。
それは、相変わらずの海王星が「コレもやって、アレもいいよ」と、やたらとタスクと選択肢を増やしてくるから。
それは相変わらずメンドくさい。
でも、それも「ソレって自分やみんなの将来に必要となってくるの?」ということで線を引くことができる。
一方で、ノード軸を含めた不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)の強い配置ができている。
ドラゴンヘッドに木星があって、過去から得てきた集団としての利益を手放したくないし、将来への投資は無理だと言われています。
そして、いままでの信頼を裏切っていいのか、とか、伝統とか大企業という看板をなくしてもいいのか、とか、いうあたりが焦点になるような、重い配置になっている。
特にこの満月にいたる前の1日から3日までの月が蠍座にあるうちは、プレッシャーがなかなか大きいとき。
この不動宮の重い配置は天王星が牡牛座にある間(2025~2026年頃まで)は、度々あるが、
今は冥王星が水瓶座の初期度数なので特にシンドイと思う。
なのでこのキツい状況ですが、いろんな価値感をもつ余裕とゆるみ、いいかげんさ(笑 を残していくことは大事です。
この満月の配置では、海王星が冥王星とセクスタイルになっているので、息抜きはこの海王星が担当することになっている。
メンドくさいばかりじゃない、役にたつこともあるのよ、海王星(笑
「そうはいっても、いい人ばかりだよね」とか
「推しがいれば、私は大丈夫」とか。
あるいは、「あなたはどっちの味方なの?」と問われたときは、なんとなくあいまいにしておくことも「知恵」かもしれません。
アセンダントは乙女座で支配天体の水星は8ハウス。同座する木星も土星とセクスタイル。
「いままでの信頼を裏切る」のではなく、自分の実感や感覚を大事にしているだけだし、
「伝統とか大企業という看板」を少しバージョンアップする知恵ももっていると読める。
きちんと区分けをして、誰の気持ちにも引っかかりをつけずに、モノゴトの真実や仲閒や企業のスピリットを守っていくこともできるはず。
この翌日、5日に金星が獅子座に入り、火星と金星がともに獅子座にあることになります。
「押す」と「引く」ができる時期になるので、普段は積極的になれない方もきっと前に進むことができると思います。
5月17日に木星が牡牛座にはいって以降、「やりすぎ」の配置が続いています。
このあと、6月11日の下弦の月の日には冥王星が山羊座に戻り、水星が双子座に移動します。
なのでそのあたりから、社会的にも落ち着いてきそうですし、不動宮(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)に太陽、月などのある方のプレッシャーも下がってくると思います。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。