土用があけて、5月6日は立夏。暦は春へ。
二至二分(夏至冬至と春分秋分)は占星術としては大事な区切りですが、日本の四季の感覚では四立(立春、立夏、立秋、立冬)も体感できる区切りだと思います。
きっかけはSUGARさんが、日本の暦と西洋占星術の接点をさぐっておられることからです。
そのなかで、季節、二十四節気についてもふれられていて、いままでは二至二分でチャートを読んでいたのですが、これを立春、立夏、立秋、立冬で読むとどうだろうか、とご提案されていました。
それぞれ、次の季節の陛(きざはし)となる日。次の季節の最初のひとしずくが落ちてくる日。
そして、その時の季節をもっとも象徴していく日。
西洋の占星術に日本人の季節感を盛り込んでいくには、よいかもしれません。
大きな流れのなかでは、自分はとても小さい。
でも今生(こんじょう)、生きていくには生々しい欲望があってこそ。
それを隠さず、突き詰めていくことはキレイごとではないけれど、自分だけでなく誰もがその「生々しい欲望」を持っているとわかることで、相手との距離感もわかってくる。
立夏は5月6日朝の3時19分。
これに先だって、この日は満月で月食が起こっている。
大きな流れに身を委ねて、手放すことが、次に何かを手に入れるスキマをつくる。
この月食についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/69304
2023年は3月とともに5月が大きな節目のとき。
心身ともにちょっとキツいと思う。
なので、養生はいつもより丁寧に。
立夏は、夏向けの身体に準備していくときです。
この時期の養生はこちらをご覧ください。 → https://divinus-jp.com/archives/20931
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