山羊座満月があります。7月3日東京でのチャートです。
満月のホロスコープは、新月で始まった事の成果や結果が表れる時として、どのように現実化されたかを読みます。
太陽は、6ハウス蟹座。月は、12ハウス山羊座。土星と木星がセクスタイル。
いろいろな人の気持ちを感じ取って、それを自分たちが安心できるために、何が自分にできるのか、自分の役割はなんだろうか、と努力していくとき。
ただ、「みんなのため」ではなく自分のなかで「ここまではやる」というルールを用いることで、自分もハッピー、周囲も助かる、というところを目指しています。
それもただ、気持ちの問題ではなく、具体的にどうしていくかという事が大事。
いままでやってきて、自信があることを優先するとさらに安定感があります。
アセンダントは水瓶座。支配天体土星が1ハウス。
「気持ち」の問題になると、「きっと相手はこう思っているだろう」と、
どうしても自分目線になってしまうのですが、もしわからなければ、話し合ってみよう、というスタンスは持っておきたいです。
新月のときの具体的な計画は、ここにきて自分も含めて安心感のあるところを目指してきたことがわかってきたかもしれません。
社会的なことで読むと、新月のときの海王星があった6ハウスの不安感や、なんとなくいいんじゃない?みたいな気楽な雰囲気から、防衛や公衆衛生のゆるさ(感染症の流行)について、具体的なルールと方法をもって、安心できるところがわかってきます。
「防衛」といっても、実際に問題に直面して、あるいは対応しているわけれはなく、なんとなくの不安があるだけで現実をみていません。
あいまいな雰囲気のなかでガチの現実をみようよ、というのが魚座の土星です。
海王星が逆行しており、アヤしいスピリチュアルだとか、みんな仲良くという個人の気持ちや
組織のなかでの根回しだとか上の意向をはかって、その場がまるくおさめればいいという周囲の雰囲気があるなかで、いやいや、それ妄想に逃げてるんじゃないの?とか自分が損するんだよ、結局。というリアルをつきつけてきます。
さらに、天王星が3ハウスにあり、社会が古いだけだから、それを無視してもいいんだ、というような突発的なイベント、事故の不安もありそう。
みんなのための何ができるのか、に焦点をあてるとわかりやすいのですが、一方で、一枚岩でない「みんな」や、オワコンの社会をどうすりあわせていくのか、そしてそもそも、それって共同の幻想じゃないの?と考えていくと難しい満月です。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。