9月23日射手座で上弦の月があります。
また、この日は秋分の日です。
この上弦の月のときは太陽はギリギリ乙女座にあるのですが、夕方、15時50分には、太陽が天秤座に入り、秋分となります。
その前太陽と冥王星のトラインがあり、アンタレス食があります。
上弦の月ではあるのですが、節目でもあるので記事にしました。
時系列に書いていきます。
9月21日午後14時 太陽と冥王星のトライン → 9月21日夕方 アンタレス食 → 9月23日朝4時 上弦の月 →9月23日 夕方 秋分
9月21日 14時 太陽と冥王星のトライン
乙女座ギリギリの太陽と山羊座の冥王星がトラインとなります。
(土の太陽と冥王星がトラインになるのは、あと1回、あります。でも、ここも貴重な時です)
自分がすべきことをサクサクをしていて、順調にまわっているように見えます。
9月21日夕方 アンタレス食
9月21日に月がさそり座の1等星アンタレスを隠す「アンタレス食」が起こります。
日本各地で見ることができますが、時間はその地域によって異なります。
(国立天文台「アンタレス食」から→ https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/09-topics02.html)
アンタレスは蠍座のさそりの心臓にあたる恒星でひときわ、赤く目立つ星です。
エジプトでは太陽神ホルスを刺して地下世界におくったとされ、
ギリシャではオリオンはこのさそりに刺されて命をおとしたとされています。
このさそりの心臓であるアンタレスは、大きな成功や極端さ、生から死、闘う気持ちなどが古くから読み取られています。
もともと、生死を象徴し、その天体が一瞬隠れて、再生することで、その意味がさらに強くなると思います。また、不安なあるいはプレッシャーも感じやすいと思います。
上のほうで、「すべきことをやっている」と書いたのですが、このあたり、自分のまわりの大きな流れができていてそこに乗っている、というか、役割を果たすしかない、という事もあると思いますし、
表面上はともかく気持ちは不安なこともあると思います。
9月23日午前4時13分 上弦の月 東京でのホロスコープです。
太陽は乙女座。月は射手座
この時に、大きな目標というか社会での役割が見えていれば結果も出てきやすいのですが、
アレもしておかなければならない、これも必要と盛り込みそうです。
そして、目の前の業務だけが気になってしまうと、やや迷走しそうです。
乙女座の水星逆行中に、どれだけのことを見直ししたのか、という事でその「分量」が減っていると読めます。
なので、水星逆行の時期(8月21日から9月16日)は見直し大事です。こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/71305
9月23日15時50分 太陽が天秤座に入って秋分
(秋分の記事は別に書きます)
暦の切り替わりでもあり、節目の時です。
月も上弦で勢いがあり、火星も天秤座にあります。
なので、「こんなに一生懸命やってるのに!」という怒りになりがち。
そして、アンタレス食から、極端さに感じがちで不安感もありそうです。
でも、この節目では、自分がいままでやってきたこをと評価したり、むしろ、自分の目標を再設定すること。
あるいは、実務のなかで再確認してチェックするふり返りをして、落ち着くことも大事だと思います。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。