11月4日 魚座にある土星が逆行を終了します。
1週間くらい前から動きをとめます。その前後を含ると、逆行開始前の6月11日あたりから順行に戻った11月11日あたりまでは逆行の影響がでてきます。
この土星は、3月7日に魚座に入り、6月18日から逆行を始めました。
6月18日は魚座7度から逆行を開始し、そして、魚座ギリギリの0度まで逆行で戻りますが、ここでサインを超えずに逆行を終了します。
サインの最初の度数は、そのサインが最も純粋な度数です。
また、逆行の開始と終了の度数は、その天体のエネルギーがギュッと刻印されるイメージがあります。
逆行を開始したのが魚座7度(かぞえ8度)でサビアンは「らっぱを吹く女性」から、0度(かぞ」え1度)でサビアンは「混雑した市場」
なんでもあり、のカオスから始まり、ラッパで霊性を呼び覚まそうとしたところから、再度、カオスに戻っていきます。
犠牲的な精神や、見えないものへの信頼ということを失いかけていたけれど、もう一度、最初からやり直してみよう、という時です。
この土星の逆行のあいだの9月4日に木星が逆行を開始したので、木星以遠の天体の全てが逆行していました。
なので、なんとなく前に進みにくい、新しいことは進みにくい、いままでと同じでいいやという社会的な流れもありました。
この牡牛座の木星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/71965
この土星の逆行終了時、すでに冥王星は逆行を終了しています。(冥王星は10月11日に逆行を終了)
さらに、この土星が逆行を終了し、来年2024年にかけて逆行していた木星より遠い天体は、徐々に順行に戻っていきます。
少しずつ時計の針が戻っていくなかで、社会のルール、規範、あるいは個人の最終目標を示す土星が順行にもどると、現実として進んでいく事も多いと思います。
冥王星の逆行終了については、別の意味があると思うので、それはこちらで記事にしました。 → https://divinus-jp.com/archives/72885
魚座の土星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/70183
この時期は木星が見頃です。(土星の記事なのに 笑)
国立天文台のサイト → https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/11-topics01.html
2023年もあとふた月。
年末の忙しくも華やかな季節はすぐそこ。
カオスのなか、あるいはなかなか前に進みにくい状況から、これは守っておこうよ、というルールを明確にする土星が順行にもどることで少しずつ、前に進むようになっていきます。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。