太陽と月は、6ハウス蠍座。火星とも重なっています。
前回の食をともなう満月で、(あるいはその前の日食の新月から)自分のホンネに向き合ったときに、少しずつ方向性を変えてきた方がいたかもしれませんが、一方で、「以前と同じでいいじゃない、多少、ツラくても」という事を考えて方もいらしたと思います。
ただ、自分のホンネはガマンをしない、という事を認知したとしたら、この満月はそこに従って行動を始める時期です。
6ハウスなので自分が義務だと思っていたこと、いままでの習慣でやらされていたと気がついたら、そこは少し変えておうとしています。
火星と天王星がむかいあっています。正確にはこの新月に向かう12日にぴったり向かい合います。
新月は大事な時ですが、むしろこの新月に向かう12日が配置のピークとなっており、新月にむかて緊張感が高まるようです。
事件、事故が読み取れます。衝動的な暴力、物理的にあるいはストレスなどの爆発も象徴されているので、この新月に向かう時は、下弦の月の5日からは注意ください。
時間に余裕を持って行動する。
ちょっと疲れたなと思ったら無理をしない。
ここ、ヤバいと思ったら近づかない。
そんな自分の声を大事にしてください。
しかし、そんな一見、よく見えない事件やイベントもありますが、それをパワーとして、あるいは、きっかけにして「もう、ガマンできない」と行動をする場合もあると思います。
そして「もう、ガマンできない」は、むしろ、高らかに宣言する事なく、自分の気持ちを知って行動を変え始めたり、組織のなかでのことであれば根回しをしたりして、少しずつ進めたり調整すすめるいるはずで、この火星、天王星の配置をきっかけにして表にでてくる、噴出することもあるでしょう。
海王星と土星が10ハウスにあって、新月は海王星とトラインです。
現状の社会や仕組む、組織にはなんとなく良さそうなイメージがあって、ちょっと今はプレッシャーがあるけれど頑張ればなんとかなりそうと感じるかもしれません。
しかし、そのなんとなく良さそうなのは、イメージだけです。
ちょっとシビアかもしれないけれど、イメージではなく具体的にどうなのかを挙げていくと、やるべき事、やらなくてもよい事がわかっていきます。
ただ、現状を変えていく必要があることが、わかってしまうと、むしろ、メンドくさいから、このままでもいい、という気持ちも起こってきます。
なので、「今回はパスしよう」として無視することはできます。
しかし、冥王星が水瓶座に入ってくると、これはやっぱり新しくすることだよね、バージョンアップしておくことだよね、という事になりそうです。
主な場所としては、職場や自分の義務と思ってるところでの見直しがあります。
あるいは、身体の不調がきっかけで、自分がどれくらい無理をしていたことに気がつくことも読めます。
社会的な事で読むと、仮想通貨やネット経由でのお金の取引は注意。
そして、そのネットのウィルス採択や、アプリのセキュリティはしておいたほうがいいという事が読めます。
この月が満月となるのは、27日の双子座の満月。
なかなか、忙しそうな満月です。年末らしくなってきたようです。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。