2026年6月30日木星が獅子座に移動します。2027年7月26日乙女座に移動します。
木星は逆行をしますが、蟹座には戻りません。
木星が入ったときの、東京でのホロスコープ。
ソフトのくせで少し時間を進ませてあります。

<目次>
2.過去、獅子座に木星があったときの社会的な動きから今回の獅子座木星を考える
3.獅子座の木星が示す「私である続ける」ために創造すること
4.12年サイクルで次の獅子座の木星を考える
5.今回の獅子座の木星と他の天体の関係
6.牡羊座の土星と海王星は少し離れてきています
7.ご自身のホロスコープでは
幸運の星木星、と言われますが、木星は、広がる星、受ける天体です。
一般には「ラッキーな年」と言われるのですが、ただのラッキーではありません。
むしろ、この1年はラッキーな「成果」となるものはないと思います。なにがラッキーなのか、わからない1年かもしれません。
それは、これから始まる12年のタネをまく1年だからです。
いろいろな事がやってきて、そのなかから、将来にむけて必要なタネを確保しておく1年でもあります。単純に、棚からボタモチのような、ラッキーではないのです。
でも、その増えたチャンスのなかには、将来、花になる、とても重要なタネが混じっています。
大きな花を咲かせて、実をつけるタネなので、数が多いからといって、おろそかにはできないのです。
さらに言うとやってきたものはすべて受けとめて、拡大して、増やしていくのが当たり前なのが木星なのです。
この1年、獅子座のエリアでいろんなことがやってきて、増えていきます。
なので、今までは見えてなかった小さなものも膨らませて拡散させるのが木星です。
木星がやってきたのに、ラッキーじゃなかったこともあると思います。
それは、いままで隠していたことが明らかになって、スキャンダルになったり事件になったりするのです。
良いモノも良くないモノも、いろんなモノが、やってきていて、それが膨らんで拡大していくのが木星です。
これは獅子座に太陽がある、いわゆる星占いで獅子座の方に限ぎりません。
具体的には自分のネイタルホロスコープのどのハウスを木星が通過していくのかをみてください。
誰もがどこかのハウス(ホロスコープの特定の場所)が獅子座であって、そこに木星はやってきています。どこのハウスが蟹座の木星が運行していくいのかを、見ておきましょう。そこに木星は広がりと種をもたらします。
その領域をひろげていくのですが、その自覚がないと木星の恵み(とお節介な広がり)はわかりません。
木星はホット&モイストの天体といわれます。そのあたりもちょっと書いておきます。
木星は社会天体なのでまずは、社会でどんな動きになるかを書きます。
古典の考えなので基本的にはラッキー、幸運テイストです。
1. 「温(ホット)」:やる気と成長のエネルギー
社会がポジティブになり、上に向かっていく状態です。
景気が良くなる: みんなが新しいことに挑戦し、ビジネスがどんどん大きくなります。
前向きになる: 「未来は明るい!」とみんなが信じ、リスクを恐れずに挑戦します。
自由になる: 古いルールが壊され、より自由な社会になります。
2. 「湿(モイスト)」:つながりと優しさ
バラバラだった人々が混ざり合い、助け合う状態です。
世界がつながる: 国境をこえて、違う文化や考え方を持つ人たちが仲良くなります。
助け合い: 弱い立場の人を支える仕組みや、ボランティアの精神が広がります。
話し合いで解決: ケンカを避け、みんなが納得できるゴールを探します。
3. ホット&モイストで空気が生じます「空気(温+湿)」:ムードと流行
今の時代を包み込む「空気感」や「ネットワーク」のことです。
情報の広がり: SNSのように、ニュースや知識がまたたく間に世界へ伝わります。
ブームの誕生: 強制されるのではなく、自然とみんなが「これ、いいね!」と共感して流行が生まれます。
個人についても書いておきます。
1. 精神面:ポジティブな拡大(温)と共感(湿)
個人の内面において、木星的エネルギーは「心の余裕」として現れます。
温(ホット): 前向きな情熱です。物事を悲観的に捉えず、「なんとかなる」「もっと良くなる」という向上心や自信を生みます。新しい知識や経験を「吸収したい」という知的欲求もこの「温」の働きです。
湿(モイスト): 柔軟な包容力です。自分と他人の間に厳格な壁を作らず、慈悲の心や許しを与えます。他人の欠点に対しても「それも人間だよね」と受け入れるマインドセットです。
2. チャンスの引き寄せ
社会的な動きと同様に、個人レベルでも「門戸が開かれる」ような出来事が起こりやすくなります。
「幸運の受容」: 木星の「湿」は、チャンスに対して心を開いている状態(レセプション)を作ります。頑固(乾)にならず、流れに乗る柔軟性があるため、幸運を掴みやすいのです。
「精神的・物質的豊かさ」: 知識が増える(温による拡大)、あるいは人脈が広がる(湿による結合)ことで、結果として富や名声がもたらされます。
なので、2026年獅子座の木星は、1年かけて、そのハウステーマについて拡大し共感をもって、引き寄せていきます。
1.前回、2014年に木星が獅子座にあった時のことを振り返って参考にしてみたいと思います。
2014年7月16日から2015年8月11日までです。
【国内】集団的自衛権の行使容認(2014年7月閣議決定)
「自立」と「誇り」の強調:獅子座は「自分たちのことは自分たちで守る」「堂々と存在感を示す」という性質を持ちます。
戦後日本の安全保障政策の大きな転換は、日本が「普通の国」として国際社会でより能動的な役割(主役としての立ち位置)を果たそうとする獅子座的な意志の現れと解釈できます。
また、当時の安倍政権による強力なリーダーシップは、獅子座の「王(指導者)」のエネルギーが木星によって拡大された象徴と言えます。
【海外】ウクライナ危機とプーチン大統領(2014年〜2015年)
2014年のクリミア併合から続く緊張状態は、国際社会における「力の誇示」が目立った時期です。
ロシアが自国の影響力を誇示し、かつての威光を取り戻そうとする動きは、獅子座の「支配欲」や「自己主張の過剰」が木星によって増幅された形と見ることができます。
この時期、プーチン大統領のロシア国内での支持率は極めて高く、獅子座が象徴する「カリスマ的な指導者」への信奉が、木星の拡大作用によって最大化した例と言えるでしょう。
そこから2026年(現在)は、長引く侵攻と、それに対する「どちらが屈服するか」というプライドをかけた消耗戦と言えます。
【海外】イスラム国(IS)による「カリフ制」の宣言と勢力拡大(2014年6月〜)
既存の国際秩序を震撼させる非国家組織の台頭として、指導者バグダディは、自らをイスラム世界の最高指導者である「カリフ(王権の象徴)」と宣言しました。
これは、獅子座が司る「唯一無二の支配者としての誇示」を、過激な形で体現したものです。
また、SNSを駆使した映画のような宣伝映像で世界を惹きつけ、恐怖に陥れた手法は、獅子座の「劇的なステージ演出による衆目の獲得」という性質の象徴と言えます。
ISが独自の金貨を鋳造し、石油利権で巨額の富を背景とした「史上最も裕福なテロ組織」は、圧倒的な豊かさを誇示した点は、木星の拡大作用と強くリンクしています。
木星の「思想の拡散」が、獅子座の「個のプライド」を刺激し、世界中の若者を「選ばれた戦士(主役)」という物語へ引き寄せる大きな引力となりました。
2.さらにその前、2002年に獅子座に木星があったときも見ておきます。
2002年7月16日から2003年8月27日までです。
【国内】小泉純一郎首相の電撃訪朝(2002年9月)
獅子座の木星は、政治において「トップダウンの決断」や2001年の参院選の選挙小泉劇場ともいわれた「世論を味方につけたドラマチックな演出」を好みます。この時期の日本で最も象徴的だったのは、小泉首相による北朝鮮への初訪問です。
獅子座は「個の力」や「主役」の星座なの、官僚主導ではない、小泉首相個人の強い意志による電撃的な外交は、まさに獅子座的な「指導者のプレゼンス」を世界に見せつけるものでした。
結果、北朝鮮が拉致問題を初めて公式に認め、拉致被害者5名が帰国するという「歴史を拡大・動かす」大きな成果をもたらしました。当時の小泉政権の極めて高い支持率は、獅子座木星がもたらした「カリスマ性への熱狂」の典型例です。
【海外】イラク戦争の開戦(2003年3月)
海外では、獅子座の持つ「誇り」「力の行使」「正義の独断」が、国際社会を二分する大きな軍事行動として現れました。
当時のブッシュ政権は「悪の枢軸」という強い言葉を使い、独自の正義を掲げてイラクへの軍事介入を決定しました。
これは獅子座の「不屈のプライド」や「自らの意志を世界に知らしめる」というエネルギーが、武力という形で拡大された象徴です。
獅子座は「王」を象徴するため、イラクにおいてはサダム・フセインという独裁者(旧時代の王)を、アメリカという新たな覇権(現代の王)が打ち倒すという、極めて「王権の交代劇」のようなドラマチックな構図が世界中に中継されました。
3.獅子座木星の12年サイクルを考えると
2026年6月30日から木星は獅子座に入りますが、その「前震」とも言える現在の状況は、まさに24年前(2002年)のテーマ、さらに12年前のサイクルで「親から子へ」「発端から決着へ」とスライドしながら再現されているように読めます。
①2002年小泉進次郎との比較と2026年における小泉進次郎の動き
ここでの獅子座的な象徴は、父からの「継承」ではなく、彼自身の「個のパフォーマンス(小泉劇場)」と「主役への意欲」です。
2002年の父・純一郎氏がそうであったように、獅子座の木星は「人々の目を釘付けにする主役」を拡大します。進次郎氏が防衛大臣という、国家の存亡や力に関わる「最も目立つステージ」で、これまでのタブーを破る発言(武器輸出の推進など)を堂々と行う姿は、獅子座的な「堂々たる自己肯定」と「ステージでのプレゼンス」の現れです。
ここでは、伝統的な「党の意向」よりも、彼個人がどう考え、どう世界に示したいかという「個の意志」が強調されるのが獅子座木星の特徴です。
②2014年「集団的自衛権の容認」と2026年「憲法9条改正の動きと武器輸出の解禁」
前回の2014年は「解釈による容認」でしたが、2026年の現在は「明文化」や「制度の全面解禁」へとステージが進んでいます。
2014年(前回): 集団的自衛権の行使容認(閣議決定)。「守るための力」をどう定義し直すかという意志の表明。
2026年(現在): 憲法9条改正の具体的な議論と、殺傷能力のある武器輸出の事実上の全面解禁(2026年4月の閣議決定など)
日本が「平和国家(蟹座的な保護・内向性)」という殻を脱ぎ捨て、国際社会というステージで「独自の力を持つプレイヤー」として振る舞おうとする動きは、獅子座の木星がもたらす「自立心とパワーの誇示」の拡大ではないでしょうか。
③イラク・中東情勢の再来
2002年と2014年、2026年のリンクは、「自尊心(プライド)と権威の誇示」という獅子座のテーマで繋がっています。
2002年のイラク情勢も、2026年のイラン情勢も、本質的には「どちらがこの地域の太陽(中心)であるか」を巡る争いです。
獅子座は「王」の座を奪い合うサインでもあり、「火」の不動宮です。
一度「自分たちの正義」を決めたら曲げません。
2002年のアメリカが掲げた「自由」という旗印も、2026年の現在の軍事行動も、「自らの力を知らしめること(獅子座)」に重きが置かれている点が共通しています。
まとめます。
| 獅子座木星期 | 中東における「力の象徴」 |
| 2002年 – 2003年 | 旧来の王の打倒:イラク戦争によるフセイン政権(独裁)の崩壊。 |
| 2014年 – 2015年 | 擬似的な王の台頭:ISによる「カリフ制(自称王権)」の宣言。 |
| 2026年 – 2027年 | 主権の再定義:国家・非国家組織を超えた、新たな「力と技術の均衡」への移行。 |
きな臭い話ばかりになってしまったの獅子座らしく楽しいイベントも書いておきます。
1.前回、2014年獅子座の木星の時
【国内】北陸新幹線の長野ー金沢間開業(2015年3月)
獅子座の木星は「華やかさ」や「注目を浴びるスポット」を拡大させます。
この時期、日本国内で最も輝かしい話題となったのが北陸新幹線の延伸開業です。
新幹線の開業は、その地域にとっての「主役」への躍り進出を意味します。特に金沢の伝統文化や豪華な工芸(金箔など)が改めて注目され、観光ブームが巻き起こりました。
金沢十万石というイメージが獅子座の「贅沢・高揚感」と結びつき、国内旅行というレジャー分野に大きな活気をもたらした象徴的な出来事です。
【海外】ラグビーワールドカップ
2014年 女子ラグビーワールドカップ(フランス大会)と、2015年 FIFA女子ワールドカップ(サッカー)がありました。
「女性(あるいはマイノリティ)が、堂々と自らの強さと美しさを表現し、それを世界が祝福する」という流れが非常に強まった獅子座木星的な出来事です。
2.今回、2026年獅子座の木星時期に予定されているイベント
【国内】帝国ホテル 東京 新本館(タワー館)の先行展開と再開発
獅子座は「王道」「最高級」「格式」を司ります。日本を代表する「迎賓館」としての歴史を持つ帝国ホテルの建て替えプロジェクトは、まさに獅子座木星にふさわしい象徴です。
2026年は新本館への移行に向けた大きな節目で、単なる宿泊施設ではなく、日本の「プライド」と「ホスピタリティ」を世界に見せつけるステージとしての再定義が進みます。
【海外】アメリカ建国250周年(2026年7月4日)
木星が獅子座に入った直後の最初のビッグイベント。
1776年の独立宣言から250周年(セミクインテセニアル)を迎え、全米で1年間にわたり大規模な祝賀行事「America250」が開催されます。
このイベントは、「建国」や「ナショナリズム(国家の誇り)」と深く結びつきます。
特に、自分たちを「自由のリーダー」と定義するアメリカにとって、建国250周年は最大の「プライドの再確認」の場となります。
【海外】FIFAワールドカップ 26(北米3カ国共催)
2026年6月〜7月にかけて、木星が獅子座に移動するタイミングと決勝トーナメントが重なります。
サッカーは「ピッチ上の11人の王(主役)」によるドラマです。特に今回のW杯は、参加国数が拡大し、北米という「エンタメの本場」で開催されます。
世界中の人々が熱狂し、次世代のスター(新しい王)が誕生するこの大会は、獅子座木星期の幕開けにふさわしい、世界規模の「劇的なエンターテインメント」となるでしょう。
・・・お気づきかと思いますが、サッカーにしてもラグビーにしてもワールドカップやオリンピックは4年ごとなのでだいたい、同じエレメントで開催されるのですけどね。
(続きます)
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