スピリチュアルなモノが、写真でどうなるんだろう?と
興味があったので行ってきました。
土門拳「古事巡礼」や藤原新也など有名な写真も、
こうやって並べてみると、おもしろい。
神さま、だけでなく、異界を感じます。
恐山のイタコの内藤正敏「婆バクハツ!」は1960年代の写真。
恐山という死を感じる場所なのに、
彼女らの、生命がバクハツしています。
嬉しかったのは、横尾忠則の1990年代の作品のテクナメーション。
当時は、結構、すきだったけど、絵という動かない媒体でみていたので
それを動いている展示をみられた。すばらしい。
最後の湯船シリーズ、スピリチュアル?
とは思ったけど、こうしで並んでいると、
湯船ではなく常世(とこよ)に旅たつ船、に見えてきます。
2014年5月13日から7月13日まで
東京都写真美術館