約20年に1度、木星と土星が重なることを、グレートコンジャンクションと呼んでいて、それはその時代の大きな区切り、という記事を書きました。こちらです。
書き始めは、あまり気にしなかったのですが、今回の2020年のグレートコンジャンクションには、冥王星がからむトリプルコンジャンクションになるんだな、とわかってきて、さらに調べていました。
しかし、2020年のグレートコンジャンクションは、さらにもっと大きな区切りになりそうです。
少し、細かい話になるので、興味のない方は、下の三行あたりまですっとばして読んでください。
占星術では12のサイン(星座)を、その性質によって四つに分けています。
「火、土、風、水」これをエレメントといいます。
火のサインは、牡羊座、獅子座、射手座
土のサインは、牡牛座、乙女座、山羊座
風のサインは、双子座、天秤座、水瓶座
水のサインは、蟹座、蠍座、魚座
グレートコンジャンクションは、20年に1度で、同じエレメントのなかで起こる事が多いのですが、だいたい200年たつと、次のエレメントに移動します。(すごいザックリです)
これをミューテーションといって、グレートコンジャンクションが移動する時期は、200年ごとの区切りで、グレートミューテーション、グランドミューテーションともいいます。
なんとなく、色の変化だけをみてください。
この色(エレメント)が変わっていくのが、グレートミューテーション。
境には前後のエレメントが混ざりますが、だいたい200年ごとに変わっていくことがわかります。
(繰り返しますよ、すごいザックリですよ。ココ、100年じゃないか、とか言わないで)
1600年からは、火のエレメント。「科学」という考えが起こり、啓蒙思想を元に革命が起こった時代。
1800年からは、土のエレメント。産業革命が起こり、モノが豊かになりお金、土地、資源が重要とされた時代。
そして、1981年から始まり、2020年には本格的に移動するのは、風のエレメント。
情報と知識を交換していく時代。
そして、いまは、風のエレメントにはさまれた、土のエレメントの時代です。
最初の1981年にグレートコンジャンクションでは、iモード(アイモード)や、日本電気と新日本電気がパソコンPC-6001を発表しており、続く風のエレメントの時代を予感させました。
そして、2000年の最後のグレートコンジャンクションは、失われた10年あるいは、20年と呼ばれた、モノに価値をおく最後の時代だったのかもしれません。
次の2020年から始まり、2156年まで続くのは、風のエレメントです。
風のエレメントについては、こちらで 記事を書ました。
土から風に変わっていく2020年のグレートコンジャンクションは、200年という単位でむかえる時代の扉のひとつです。
時代の扉があいていくのを、楽しもうね。
コメント
2020年のトリプル・グレートコンジャンクションの時、太陽に山羊座がある人は、どのように変化しますか?
太陽は、その人の生きがい、プライド、仕事などを象徴します。
その前の山羊座に土星や木星がある時に何をしているかの方が大きそうで、その時期にその分野で結果がでてくると思います。
しかし、太陽サインだけでは、お伝えできることはあまり多くありません。個別のご相談は、こちらまで。