射手座　水星逆行　2025年

11月10日から11月30日まで水星が逆行をします。

この逆行では、10月21日に通過した場所まで逆行で戻ります。
また、順行にもどったあと、12月17日に逆行を開始した位置に戻ります。

この水星逆行中の期間だけでなく、数日は水星が止まっているので、11月7日から、12月3日まで影響がありそうですし、もとの位置に戻るまでの11月3日から2025年12月7日ころまで影響が残ることもあります。

水星は、交通、情報、コミュニケーション、商いの星。
逆行によって、計画の見直し、復縁、仕切りなおしなど、前へ進まず、見直す時間となります。
これは、「悪い」ことではなく、必要な見直しであり、時期を待つことになります。
この間は、交通のトラブルや通信機器の故障、情報の行き違いに注意が必要です。
とくに逆行開始と終了の前後2日くらいは、水星が止まっています。
この時がもっとも影響が大きいので、時間と心に余裕をもって計画をしておきましょう。
こちらの記事もごらんください。　→　https://divinus-jp.com/archives/1572

また、パソコン、スマホなども水星の管轄するものです。
しばらくバックアップとってないな、という方は、水星逆行前にとっておきましょう。
（といってもギリギリでは影響が始まっていますので、余裕をもって）
あと、魚座に逆行で戻っている海王星があるので、ウィルスやハッキングも注意したいところ。
ウィルスソフトのバージョンアップもしておきましょう。

射手座の水星の逆行なので、「こうに違いない」という思いこみで突っ走ったり、他者に巻き込まれてしまったり、さらに、あれこれと抱えすぎてしまって、混乱することがあるそうです。
なので、まずは、業務量を無理しないことと、しっかり確認することは大事です。

また、水星の逆行が、射手座という社会的なサインなのです。
その水星が逆行を始める射手座は、土星、海王星のある魚座とサイン的にスクエアとなります。
なので、特に逆行開始前後数日は、社会的なシステムの滞り、見直しとなる事がありそうです。
なので、あらかじめ、パソコンのデータのバックアップなどはお早めにできる準備はしておくことをおすすめします。

なので、話が大きくなりやすいときに、うっかり話してしまった事大きく広がってしまったり、話した相手ではない誰かが傷ついたりする事も読めるので、発言には注意しましょう。悪意はなくても、想像で断言することは避けたいですし、その場から距離をとって黙っていることも大事です。

また、善意だとしても、それが真実ではないという事が「ウソ」と言われてしまったり、過去の行動や発言が再度、掘り起こされることもありそうです。

この逆行の前の11月8日には、天王星が逆行で牡牛座に戻ります。
2018年ころからのテーマの見直しもありそうですが、お金や愛情、経済、才能について足場を固めておく時期です。
特に11月7日に金星が蠍座に入り、翌日の8日に天王星が牡牛座に入る時は、11月10日から水星が逆行します。
この週末から週明けは、経済活動の急変や金融市場には動きがありそうです。

逆行開始前後には射手座にある水星で、社会的なシステムの見直しや、情報の滞りがありそうですが、
一方、11月19日に逆行で蠍座に戻ると、11月23日には魚座の土星、蟹座の木星とトラインという配置になります。
水のグランドトラインとなります。

これは、天王星の双子座入り以降、AIの量産する情報の多さや、SNSの炎上などの情報と主張の過剰だった「火」「水」の強い配置から
気持ちが追いついていかなかった慌ただしい状況から、
納得して少しずつ変えていくという「水」「土」の強い配置に変わっていきました。
9月22日の蠍座に火星がはいった日食の新月のあたりからです。
そして、この水星逆行のときは、土星、海王星も魚座にもどって、過去の振り返りの時間になっています。
秋分2025年の記事から転載します。　→　https://divinus-jp.com/archives/93137

感情的な「戦い」は、「あのときはこうだった」「このときはこうされた」という過去の因縁もからんでいます。また、冬至までは水のサインに天体が多くなり、「同情する」「共感する」「察する」ことが社会を動かします。過去の様々なことがあり、でも、いろんな解決方法が提案されて、未来も示されている。でも、それだけでは、納得できない。だから、「昔のままがいい」「以前のやり方がいい」と強引に昔に戻ろう、取り返そうという社会的な動きもあるでしょう。でも、2026年遅くとも夏前までには、次のサインに「戻ってきます」。なので、戻ることはないのです。それは頭ではわかっているのです。いままで泣いてきたこと、傷ついたこと、それを思い出し、そのうえでルールはルールとして守ろう、世界を作っていこう、という事なので、単に説明だけ、データだけ、情報だけ、契約だけ、ではありません。

特に蠍座に戻る逆行なので、「あのときの気持ちを思い出すとこれだけは言っておきたい」とか「どうしても許せないことが忘れられない」ということもありそうです。
心に残った感情のしこりや、誰かとの関係でわだかまっている気持ちを解消するのも、この水星逆行の目的のひとつ。
過程においては、楽しいことばかりではないのですが、こじれてしまった関係を修復したり、誤解を解いたり、お互いの理解を深めることになります。

また、自分自身のなかでこだわっていることについて、気持ちに整理をつけたり、未練を断ち切ることもあるでしょう。

現実のテーマとしては、前へ進むのではなく、過去にやり残した仕事や、踏ん切りがつかなくてそのままになっている事を見直す時間にしていきましょう。

アイキャッチ画像は、逆行で水星が戻っていく蠍座21度42のサビアン「自らの良心に従い、兵士が規律に抵抗する」
強い信念で、あえて、規則と団体行動をやぶる度数。
いろいろ抱えてしまった、巻き込まれている、これからのこともあって心配だ、という気持ちから、
自分の信念を確認に戻るのがこの水星の逆行のテーマです。

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