2020年にはアメリカの大統領選挙があります。11月3日です。
その後の4年間を左右する大きな選挙です。
その時には、またその行方について考えることになるかもしれませんが、いま気になっているのは、アメリカのプルートリターンです。
人間にお誕生日があるように、その国にも成立したときをお誕生日としてホロスコープをたてて運命を占うことがあります。これを「始原図」「建国図」といいます。
この時にアメリカが誕生した、というホロスコープの候補はいくつかあるのですが、ここでは射手座のアセンダントの時を採用しています。
そして、アメリカという国が生まれたときにあった冥王星の位置に、冥王星がもどってくるがプルートリターンです。
冥王星は、楕円軌道なので正確ではありませんがだいたい、250年から300年で1周します。
前回、アメリカ建国図にあった冥王星が、蟹座を通った冥王星と向かい合ったのはは1937年ころです。
大恐慌の不況から底をうったときで、その後、1939年に第二次世界大戦にいたります。
日本では盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)があり、ここから日中戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦へ続きます。
また、アメリカの建国図の天頂に冥王星がかかったときは1971年です。
東西冷戦、核(プルート)の傘の下に世界があったときです。アメリカではニクソンショックが起こります。ニクソン大統領が金ドル交換の停止を宣言したのです。
アセンダントに冥王星がかかっていた2000年にはネットバブルが崩壊しています。
天体どうしの関係より、冥王星という天体が天頂やアセンダントという地上の感受点の方が、より、リアルなことが起こっているように思います。
この冥王星のリターンがおこるのは2022年です。
英語のサイトでは、そろそろいろいろな事が書かれているのですが、私は、その時のアメリカ大統領は、誰になっているのか、という視点でこの選挙が大事なのではないかと思いました。
一方、2020年1月は、イランのソレイマニ司令官が米軍に殺害されたというニュースがありました。
それに対し、イランは、米軍が駐留するイラクの2ヶ所の基地にミサイル攻撃を実施しました。
今後の展開はまだ、この記事を書いているときには見えません。
アメリカの原始図から、アメリカ大統領選挙の重大さを書こうとしていたのですが、まったく別の大きな転換点になるかもしれません。(2020年1月10日)
コメント
>一方、2020年1月は、イランのソレイマニ司令官が米軍に殺害されたというニュースがありました。
>それに対し、イランは、米軍が駐留するイラクの2か所の基地にミサイル攻撃を実施しました。
その前にイランも米軍施設襲撃やってますよ~
民間人も犠牲になりました
これは2020年1月に書いたのですが、これからのアメリカ大統領選挙、その後どうなるのでしょうね。