太陽は、11ハウス牡羊座。月は、5ハウス天秤座。
2025年でもっとも小さな満月です。(スーパームーンの逆)
最遠の満月( 国立天文台のサイトから →https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/04-topics02.html)
新しいことを直感的に選び取っていくなかで、自分だけでなく他の人もどれだけワクワクするのか、という視点もある。
これだったら、自分だけじゃなく、みんなも新しくて楽しいと思うよね。
ここに対して、蟹座の火星が、それって自分にできる才能があるのか?できるお金はあるのかな?稼げるのかな?という焦りに似た切迫感を与えてくる。
なので、そこそこ動きはあって、むしろ忙しそう。
さらに、この火星は、あなたの才能で可能性を直感的に選んでいくいっていっても、みんなと同じ能力しかないんじゃない?そんな図抜けた事はできないよ。
とか、
お金っていっても、家族やチームに迷惑をかけるんじゃないの?もっと稼がないといけないんだよ、今すぐ、
とか、
先々の不安がなく、今までと同じ生活をするためには、犠牲になるわけにはいかない、
という事を言ってくる。
活動宮なので、将来のことを考えたら、いますぐ行動するので忙しい。
ただ、ひとりで空回りしている印象です。
アセンダントは蟹座なので、自分のなかでは客観的な判断をしているつもりなのですが、この満月図では7ハウス側が欠けている活動宮Tスクエアになります。
外側からの「それって本当に利益になるの?稼ぐのはいいけど、利益があがるの?気持ちだけで動いていない?」という問いかけの視点が必要です。
MCには海王星、水星、ドラゴンヘッド、土星、金星までが集まっており、蟹座の火星とトラインです。
(海王星はすでに牡羊座に入っていて、サイン違いです)
自分の家族やチームだけじゃなく、「誰かのために」だったり、多くの人を巻き込んだり、自分のソントクを超えた気持ちを持ったり、自分のできることの限界を知ったり、どうやったら仲間の信頼を得られるのかを考えていくと、落ち着いて動くことができます。
このあたりは、社会的な動きとして、ボランティアをいう事も読めます。
水星は、4月7日に逆行を終わっています。
金星逆行についてはこちらの記事で →https://divinus-jp.com/archives/87236
また、金星は、この満月の日の4月13日に逆行を終わります。
なんとなく、ギクシャクしていた人間関係や、契約、お金の流れが落ち着いていきます。
そして、牡羊座の満月の近くに、木星、火星が近づいていって、華やかな夜空に新しいスタートを感じさせる満月です。
月が木星、火星に接近( 国立天文台のサイト →https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/04-topics01.html)
満月のサビアンは天秤座24度「左側に3番目の羽をつけた蝶」相手の欲求を察知して、それに応じることのできる能力を獲得した蝶々。
ちょっとやり過ぎ感はあるけれど、先回りのできるカンの良さもあります。
「あ、ここから流行るのはコレだな」「将来はこちらの方向だな」と思って、準備することはできます。
ただ、それが実際に役に立つのか、現実なのかは、また別なのかもしれません。
このあと、海王星、土星も牡羊座に入ってきます。
ただ、年内に海王星、土星も逆行をして魚座にもどります。
最終的に落ち着くのは、2026年1月から2月です。
これで新しいスタートだ、というあとで、やっぱりスタートじゃなくて終わってなかった、ということはあるのが、2025年なのです。
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました →https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html