ツイッターには流したのですが、ブログを読んでいただいている方は別なのでこちらにも書いておくことにしました。
私は原宿の塔里木(タリム)という占いの館にいるのですが、そこから帰ってきて眼鏡がなくなっていることに気がつきました。
いわゆるリーディンググラス、つまり老眼鏡なのですが、家で使うものは100均で買ったものをいくつかあるので、とりあえず不便はないのです。
ただ、きちんと仕事用として持っている眼鏡は2つ。
ひとつは、白い錠剤を区別する錠剤監査に使う薬剤監査用の眼鏡。これは、度が少し強めで、近いところを見るだけのために調整していて、仕事場に置きっぱなしです。
あとひとつは、なくなった眼鏡で、これはパソコン仕事用。
ブルーライトカットで、長い時間使うので、多少、度もゆるめです。
こちらの眼鏡は、おもしろい眼鏡屋さんを見つけて、そこで買った眼鏡。
つる(テンプル)の部分が交換できて、好きな色に交換できるというデザインが気に入ったのです。
翌日、塔里木に電話をして探してもらったのですが、見当たらないとのことで、だったらホラリーで見てみよう、とホロスコープ(チャート)をたててみました。
ホラリー占星術というのは、聞きたい質問ができたときの天体配置のホロスコープから、結果を占う占星術の方法です。
こういったモノがなくなったときの「私の眼鏡はどこ?」だったり
「この洋服をかっても後悔しませんか?」
「娘は幼稚園にはいれますか?」
という質問もホラリー占星術で占います。
私がしょっちゅう聞いているのは「Charのライブに行けますか?」「Charのライブの席は神席ですか?」(笑 そればっかり。
この新型ウィルスによる感染症の昨今は、ライブが開催されるかどうかは、はチケットがとれたとしても行けるかどうかが、わからない状況なのです。
そのときのホロスコープ(チャート)がこちら。1月25日東京です。
ホラリー占星術の占い方は、そのチャートを読むべきかどうか、というところから手順をおって、読み進めていくものです。
でも、ここは自分のチャートでもあるし、時間もないので、ザクッと読みました。
読んだのは、「眼鏡は塔里木にあって、見当たらない。でも、戻ってくるかもしれないけれど、戻ってきたとしても眼鏡は壊れているかもしれないし、自分はすでになくなった眼鏡には興味がない」
そして、ツイッターにはこんなツイートをあげて、眼鏡をつくりにでかけました。
(仕事用なので戻ってきても壊れているなら、仕事にならないから)
その翌日、塔里木から「眼鏡、ありました」とご連絡をいただきました。ありがとうございました。
眼鏡のつる(テンプル)の部分がなくなっていました。
もともと、テンプルを交換する眼鏡なので、そこは、外れやすく、なくなりやすいものです。
そして、写真も送ってくれたので、自分のものだと確認できて、次回まで保管をお願い致しました。
ホラリーで読んだ手順をあらためて、ここに書いておきます。
ホラリーではその質問を聞いたときの時刻と場所でホロスコープをたてます。
ハウスシステムはレジオモンタナス。
この時のアセンダントの度数が早すぎる、遅すぎるという検討もするのですが、それを含めたうえで強引に読んでしまうのが私の実際です。
このときのアセンダントは牡牛座の真ん中あたり。
自分の太陽、月、アセンダントとの親和性はないのですが、これを採用して読みます。
自分を示すのは月とアセンダントのルーラーである金星。
月は次のサインに入る手前。
もう、他の天体とはこれからアスペクトを組まないボイドと言われる状態。
「心配ない」というより、もう考えてない、考えても仕方ない事だと思っている私(←通常運行ともいいますけど 笑)だと思います。
また、もうひとつ私を示すのはアセンダントの支配天体の金星。
この金星はは9ハウス手前で天王星とトライン。
逆行しているのでこれからトラインに向かいます。
この機会に、ちょっと目先をかえて新しい眼鏡も楽しいかな、と思っている私です。
安いものじゃないけど、年数も使ったので流行の感じの新しい(天王星)眼鏡も楽しい(金星)かも。
仕事(10ハウスルーラー天王星)や勉強(9ハウス金星)にも使うし、と。
ナチュラルルーラーとしての眼鏡は水星。
また、私の持ち物としての2ハウスルーラーでもあるので二重の意味としても水星は大事です。
まず、水星は天頂近くにあるので、仕事場(塔里木)にありそう。
でも、私を示す月とも金星ともアスペクトをとっていません。
(月はサインまたぎのスクエアが示されていますが)
そして、水星の品位はペレグリンであって品位はよくありません。
さらに逆行中。
そして、他に見つかるきっかけとなる天体ともアスペクトをとってなくて、見当たらない感じが読めます。
ただ、この水星は逆行しているので、私を示す金星、月といずれ重なってきます。
なので、手元にもどってくる可能性があるようです。
しかし、水星が金星にもどるまでに冥王星を経るので、戻ってきたとしても壊れている可能性がありそうです。
さらに、この所有の2ハウスからみて8ハウスに水星があることも、「死亡」感(笑 があります。
そして、金星と水星の度数の差が10度です。
なので、もどってくるとしても、10日後、10ヶ月後くらいだし、戻ってきたとしても壊れてるしな、と思ったのでした。
実際には、見つかるのは10日後と思ったけれど、連絡があったのは12時間後。(実際にみつかったのは、10時間後だったのかもしれません)
でも、「塔里木にあって、壊れてもどってきた」のでホラリー、当たるなあと思ったのでした。
ホラリー研究会で実感しているのは、質問に対する熱意でした。
「Charのライブに行けるの?!」という必死さにチャートはちゃんと答えてくれています。
でも、今回のように必死さがなくても、チャートは答えてくれていました。
おまけに、眼鏡をなくした日に入ったブースは2番(2ハウス)(笑
そして、眼鏡のつるまででてきたら、破壊と再生の冥王星の意味としても「完璧」だ(笑
(追記)
2月21日 壊れた眼鏡のつる、でてきました。
塔里木で座っていたら、経緯をご存じの先生が拾ってくださいました。
ありがとうございました。
その見つかったブースは、このところは入ったことのないブースで椅子の下にあったそうです。
写真では離してありますが、この眼鏡のつるに磁石がはいっていて、両側の2本で自然とくっつく仕組みになっているので、それもあって2本揃った状態です。
そして、ちょっとつる自体がボロくなっている(笑
でも使えないことはない。破壊と再生の冥王星ですから。
仕事場にあって見あたらない。手元に戻ってくるけど、壊れている。その通りでした。
手元にもどってきたのは27日後(あるいは28日後)なので、そこは読めていません。
また、ホラリーチャートから読み取るとしたら、2番ブースでなくなった眼鏡が、なぜか5番ブースの椅子の下で見つかりました。
これは水星のもうひとつの支配天体の乙女座がレジオモンタナスではなくホールサインにすると5ハウスであること、でしょうか。
そしてレジオモンタナスにすると、この乙女座がまるっと隠れているのも、おもしろい。
ホラリー、おもしろいでしょ?
なので、ホラリー、いかがでしょう。古典占星術の勉強にもなります。
そして、いけだ笑み先生のホラ研(ホラリー研究会)、おすすめです。
もしホラ研にご興味があるようなら、ホラ研の窓口をしていただいている ayako さんのツイッターをフォローしておくと流れてきます。
ayako さんのツイッターアカウント → https://twitter.com/ayako_anri
また、いけだ笑み先生の「ホラリー占星術」はおすすめの書籍です。
ホラリー占星術