牡羊座にある海王星が逆行をします。
海王星は1年の半分くらいは逆行しているので、それほど珍しいことではないのですが、牡羊座から魚座に戻る逆行で、つまり春分点を超えていくので、書いておくことにしました。
この海王星の逆行は7月5日から12月10日
遠くの天体なので、1週間くらい前から動きをとめます。
なので、前後を含め6月28日あたりから12月17日あたりまでは逆行の影響がでてきます。
逆行の途中、10月22日に海王星は逆行で春分点を超えて、魚座にも取ります。
また、逆行の終了後、2026年1月27日には再度、牡羊座に入ります。
今回の逆行は、過去約14年滞在した魚座の海王星の最後のチェックです。
夢や幻想を無意識で広げていく海王星のテーマがどこまでできているでしょうか。
それをもって牡羊座に再度、入ることになります。
牡羊座の海王星については、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/87970
土星と海王星が正確にコンジャンクションとなるのは、2026年2月21日の牡羊座ですが、春分点をまたいだ形で、ずっとコンジャンクションが続きます。
また、海王星の赤緯は2025年4月からずっと0度付近にあり、これを超えるのが2026年4月下旬です。
この時期、土星と海王星が同じような場所に長くとどまり、海王星が牡羊座にはいってすぐ、2026年2月に土星と重なります。
サインをまたいでいるのですが、2025年の春から2026年の春くらいまでは、土星と海王星がなんとなく一緒、コンジャンクションである状態です。こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/90223
今回、海王星は魚座のホントに最後のあたりに、ちょっとだけ戻る感じです。
ただ、今回、土星、天王星も逆行をして前のサインに戻ります。
すると、「やっぱり前と変わっていない」「なんだかんだ言っても、結局、同じ」という感覚になるかもしれませんが、これはあくまでも前に進むための見直しです。
特に、2025年3月下旬から5月ころまでに起こったことに注目ください。
そこで、魂のありようであるとか、顔も知らないけれど誰かの気持ちに寄り添うことや、その人のために奉仕する気持ちが広がります。
具体的には宗教やスピリチュアル、あるいはボランティアという分野がもう一度、注目されますが、すでに、牡羊座に海王星が入ったあとなので、牡羊座の海王星のテーマのまえに、自分を含め、犠牲となってしまわないようにしておきたいのです。
現実に何かをすれば、犠牲はでてしまう。でも、難しいかもしれないけれど、最初からあきらめてはなにもできないことを思い出しにいこう、ということかもしれません。
牡羊座の海王星については、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/87970
アイキャッチには海王星が振り返っていく魚座30度「人面に似ている巨岩の塁層が、少年にとっての偉大な理想像となり、彼は成長するにしたがい、その像に似はじめる」
あれはヒトの顔だ、と気がつくのが最初。
それは、次第に、偉大な人物の彫像だとわかってくる。
その偉大さに憧れて、いつか、自分もあの理想に近づいていきたい、と思っていると、だんだんとその像に似てくる。
実際に、偉大な人物になれるかどうかは、まだ、わからない。
でも、きっとなると思っていて、実際、近くなっていく。
まだまだ、イメージの世界だけれど、それ、大事だよね。
きれいごとだとか、そんな理想通りにはいかないとか言われるかもしれないけれど、もういちど、その理想を思い出してみよう。
そして、それに近づいていった頃のことも、という事だと思います。
そして春分点を行ったり来たりするのは、その理想と現実の落差を感じることと、
イメージするものをカタチにするなかでの、チェックを行う、という事だと思います。
今回、実験的にnotebookLMで音声概要をしてみました。
辰已(ブログ記事「海王星 逆行 2025年」から指示)、notebookLM(生成)