新東京五社は、江戸城を中心にして5つの神社をまわります。
円にすることで、「縁結び」です。
東京大神宮から東京大神宮へ、もどりました。
今回は、まさかの迷子にもなったり、
どこにいっても、ゆったりめでしたので、
もどったら、すでに夕方。
駅の出口も途中の道も知っているので、
東京大神宮から、東京大神宮まで、
3時間くらいでまわるのですが、
今日は、まさかの5時間。笑うしかない。
伊勢神宮の感じがする神社だなあ、と思っていたのですが
伊勢神宮に行ってみると、
やはりここは、「東京の」神社なのだと思いました。
あたりまえ。
参道。
普段は多くの方がいるので、気がつかないのですが、
こうしてみると、海のようです。
冥王星天王星の最後のスクエア。
日食、春分、月食と続くなあ、と思いました。
誰もいない拝殿のなかで、
神職が夕方のご奉仕をされています。
以前、思うことがあって、
連続して毎日、明治神宮に参拝していたことがあります。
楽ではない日々だったのですが、
最初は、神様にお願いするという気持ちが、あったように思います。
でも、そうして毎日通ううちに、
そういった気持ちは、なくなっていったようでした。
この新東京五社めぐりも、巡礼のひとつですが、
最初は、なにかのご祈願で始めていても
いつか、それはなくなっていくのです。
「巡礼の旅で人々は、神や仏を訪ねて
衰えがちな自己の生命力の再生を願ったのでだろう」(梅原猛)
急に感情があふれてきてしまいました。
4月4日の月食まで続く天体イベントは、
意識のない部分も含めての、浄化なのだと思いました。