東京マラソンは、東京をめぐる巡礼になっています。
参加人数の申し込みは30万人以上で倍率10倍とあり、実際は3万人が走ります。
スタートは都庁ですが、近くには明治神宮のある代々木があり、
皇居をなぞって、
そのあと、あたらしい気を全国に運ぶ東京駅の近くを通って、
スカイツリーのできる前の東京と江戸の象徴であり、裏鬼門と徳川家を守っていた東京タワーと増上寺に挨拶をして浅草へ。
そこには新しい東京の象徴であるスカイツリーがあります。
そして新しい土地のベイエリアへ。
開拓地で、海へ開いていく土地がゴール。
東西では、明治と現代。
南北では、スカイツリーと東京タワー。
どちらも対照的に東京に十字を描いている。
また、時間の流れにも、きれいにおさまっています。
実際に走る人も、これに関わる人も、応援する人も、
この巡礼に参加するすごいコースです。