ドラゴンヘッドが牡羊座から魚座に移動します。ドラゴンヘッドは天体ではなりません。
また、計算の方法も複数あるので、その時期は、1月10日から12日というゆるみをもって考えています。
2025年は土星や海王星など遠くの天体がサインを移動する変化の大きな年なのですが、最初はこのドラゴンヘッドの移動から始まるのがおもしろいな、と思います。
ドラゴンヘッドは、太陽の通り道と月の通り道の交点です。
だいたい18年半くらいでサインを1周しますが、通常の天体とは逆向きにすすみます。
だいたい、ひとつのサインには1年半くらい滞在します。
ドラゴンヘッドは、今世の課題、未来を示す、みんなが目指す方向を示します。
2023年7月からドラゴンヘッドは牡羊座にありました。
なにか新しいことをする、先頭にたつ、スタートするというところに、世界、みんなの関心が集まっていたのです。
しかし、牡羊座には2019年2月からキロンが滞在しています。(キロンは2026年6月まで牡羊座)
すると、スタートするのに躊躇する、始められない、ということもあったと思います。
ひとつ、カラを破るには難しいことがあったと思います。
また、自分ひとりで飛び出す事による関係性の変化が怖いこともあったと思います。
今回、1月12日くらいに牡羊座からうお座に移動したドラゴンヘッドは、2026年8月くらいまでうお座に滞在します。
この間、社会のなかで弱者といわれる生きにくい事や、自己犠牲だけにとどまらない事、見えない世界をどうつきあっていくか、などについての課題にチャレンジします。
すべてを受け入れることは自分をなくしていくことになってしまわないか
見えない世界だけが世界になってしまうと、現実がおろそかになってしまわないか
自他を切り離し、現実と見えない世界の境界線をきちんと線を引くことが大事です。
そして牡羊座0度、春分点は12サインのスタートという特別なポイントです。
そこを超えていくのはやはり大きなインパクトがあると思います。
そこから、ドラゴンヘッドが魚座に移動すると、あれもこれもしておかなければスタートできない、というところから、まあ、やってもいいか、と思えるようになりますし、
さらに、やらなくても、まあ、いいか、と思うかもしれません。
誰かのためにやっていると思っても、結局、どこかに見逃したミスがあるのはないかと、不安から逃れられなくて一歩を踏み出すことがあるかもしれません。
もしかしたら、他者への批判の厳しさもあるでしょう。
ネットであっという間に炎上したり、嫌がらせのような反応や批判もあると思います。
でも、失敗も含めて、許すことについて、みんなの関心が向かうでしょう。
ドラゴンヘッドが魚座に入るということは、ドラゴンテイルが乙女座に入るという事です。
完全であって、ミスがあってはいけない、というこだわりがあると、多少のミスがあっても仕方がない、という緩みのある魚座のドラゴンヘッドに向かうことができません。
この時点ではまだ、海王星も土星も魚座の最終度数あたりを運行しています。
現実としては、魚座の土星があったいままでの最終チェックのときです。
魚座の土星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/65738
どこまでこの現実のテーマが、できているか、土星の示すテーマができているか、をさらに確認するような時期になると思います。
土星はここから牡羊座に向かっていきます。
ドラゴンヘッドだけでなく、土星の牡羊座についても、魚座でのテーマがどのくらいできているか、は大事なポイントだと思います。
しかし、一方でリアルな天体としては、火星と冥王星のオポジションがゆるんでいき、ひと山超えた時期になっていきます。
ただ、最初に書いたように2025年は土星や海王星、さらに木星もサインを移動し、2025年中に逆行で戻ってきたりする変動の大きな年です。
去年とは無意識の方向が明らかに変ってくるのです。
月が木星に接近していきます。
明るい月と木星、アルデバラン、ベテルギウスの競演を楽しみましょう。
(国立天文台から → https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/01-topics04.html