ツイッターに流したのですが、ツイッターを見ない方もいるので、記事としてまとめました。
今後の検証材料として記事にします。
2017年10月22日 台風が近づくなか、一部の投票所では、閉鎖時間を繰り上げていますが、衆議院議員選挙の投票締め切りを20時としてチャートを作成。
選挙のチャートでの太陽は、次のリーダーを示しているという事ですが、私は、このチャートがたてられた瞬間のリーダーを表していると思います。
選挙のチャートの太陽は、たいがい5か6ハウスです。
投票所の締め切りが、夜なんですから、考えてみたらたいがい、ここにあるのは当然です。
なので、5ハウス、あるいは6ハウスの太陽という事については、当選してリーダーになったぞ、という喜びを示している程度に考えることにしました。
そのリーダーや、この選挙の結果、政権与党となった政党、あるいはリーダーが示していくのがMCに現れていると思います。その政党のビジョンは木星で読みます。
また、選挙全体の雰囲気はアセンダント、投票する人、国民の気持ちは月として読みます。
今回の太陽は5ハウスで天秤座。
天秤座の最後のところで、うまく場をまとめて、審判を待っているようにも読めます。
この太陽は、すぐに蠍座に入っていきます。
審判を得て、国民の信頼を得たという事で、次に待っているテーマがあるようです。
木星が、太陽の近くにあります。天秤座には品位のよい金星もあって、太陽のまわりは賑やかです。
5ハウスは投機、証券市場。日本の市場は非常に活気があって賑やかであることが読めます。蠍座に入った木星は、この太陽に活気と資金を与えており、金星が商いの活発さを示しています。
この資金については、11ハウスからの年金運用があり、11ハウス天王星の示すこの資金の破綻もありそうですが、いまのところ、この天王星は、7ハウス土星にコントロールされており、今すぐのテーマではないようです。
この土星が示すのはアメリカであれば、怒らせるとコワいけれどそれに支えられていると読めます。
ただ、これは土星。いまの枠での支配であって、天王星が本来の力を発揮したり、アメリカの風向きによって、このコントロールする力は変わっていきます。
また、この11ハウスの天王星をネットやフラットなつながりからの自己主張であれば、草の根からの政治改革をスローガンとし、民進党から希望の党へ移動するのが、個人の裁量に任されたという流れと、立憲民主党を中心とした個人の主張と読むこともできます。
ただ、8ハウスの冥王星がほとんど、組み合わせがありません。8ハウスは国家予算。国債。
ここが暴走しはじめると、止められない事になります。
しかし、この冥王星は、太陽というリーダーを越える、圧倒的なパワーと存在感のある人物と考えると、ここにはふれることのできない雰囲気があるようです。
また、MCは魚座。海王星が近くにあり、MCを過ぎたところです。
魚座はカタチにならない気持ちの部分を示しているとともに、海王星はウソや宗教を示しています。
この選挙で選ばれる与党の目指していくところがMCなのですが、国家としては、かなりアイマイな看板であり、つかみづらいイメージがあります。
一枚岩ではなく、アチコチの勢力のつぎはぎ。
MCに近くある天体が、どう動いているかについても、検証が必要ですが、海王星がMCを通過したとして読んでいくと、ウソをついていた政権与党や、あるいは思想的団体、宗教団体に支えられた与党と読めます。
しかし、魚座の海王星は、MCを過ぎたからといって、その影響力がなくなるわけではないので、大きな力を示し続けていくと思います。
海王星は水星と調和的な配置なので、5ハウスの水星を通してこの太陽は、この宗教や思想団体と深いつながりを察知していることが読めます。
また、魚座のもうひとつのルーラーである木星は、太陽の近くにあり、このリーダーの力の拡大を支持しています。
木星は、政権のめざすビジョンとすると、歴史的ともいえる株価の連続した上昇を良しとするのが、この政権のビジョンのようです。つまり、株価の連騰により政権が安定していて、その資金については、遠くはアメリカを通じて、今のところ安定しているようです。
アセンダントは双子座。
「戦略」が今回の選挙のきっかけ。北朝鮮の脅威を訴えていた、この時期に国政の空白である選挙をして民意を問う必要はなにもありませんでした。
圧倒的な数を示して「民意を得た」とするための戦略の選挙です。
また、双子座が示すのは、情報、マスコミ、SNS、ネット。
立憲民主党のツイッターのフォロアーが18万人を越え、この選挙戦を象徴するものでした。
月は蠍座の最後にあります。
居心地の悪いところに長くいて、もう、どうでもいいや、となかば諦めもあるところですが、実は、すぐ先には射手座に抜けていって、理想を求めて情熱を高めていくはずです。
つまりこのMCや太陽の様子からみると、安倍さんを党首にもつ現在の政権の継続が見えてきますが、このチャートの太陽、あるいはMC、または気になる天王星、冥王星になにか天体をもっている人物、あるいは政党がキイになるはず。
特に出生の太陽が、このチャートの木星、あるいは土星以降の天体に対応している人物がいるのか、と見たのですがそれは、ありませんでした。
さらに、このチャートのなかの天王星を刺激する天体を持つ党首もいません。
つまり、選挙では、決定的な株価や国債の暴落を示すキイマンは、この選挙に関わっていないようです。
ほかの天体を見ていくと、このチャートの冥王星には安倍さんの火星がのっています。
安倍さんのこの火星は、なかなかパワーがあります。
冥王星は根本からの変化であり、安倍さんは、憲法改正をこの選挙をきっかけに行動を起こしたいようです。
さらに、冥王星は原子力も象徴しており、原子力発電所の再稼働するようです。
また、このチャートのMCには、枝野さんの土星が乗っています。
この選挙結果をルールするのは枝野さんの土星です。
魚座のあいまいな部分を明確にしたり、現実に即したカタチにしていくのが、この土星です。
枝野さんにとって、使い勝手のよい天体ではないはずですが、この選挙結果以降の政権与党に、大きな影響をあたえる人物のようです。
政権としては、やや正体のわからない政権になるようで、実体の見えない政府、党内や支持団体に配慮をしながら、冥王星に象徴される国家原理を変更していこうとする政府となるようです。
そのなかで、安倍さんの戦いを象徴する火星を、枝野さんがもつ土星がどのくらいルールし現実化していくか、ということもあります。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。