火星が冥王星とスクエアの配置となります。
火星はだいたい2年で1周するので、計算上は半年の1度のことなので、それほど珍しい事ではありません
ただ、今回は次の点を注目しています。
1.火星とドラゴンテイルのコンジャンクション(10月4日)
2.火星と冥王星のスクエア(10月9日)
3.冥王星の逆行終了(10月11日)と火星の蠍座への移動(10月12日)
「1.火星とドラゴンテイルのコンジャンクション(10月4日)」については、こちらで書きました。→ https://divinus-jp.com/archives/72859
ここでは、2について書きます。
2.火星と冥王星のスクエア(10月9日)
火星は戦う力、行動するパワーを示し、冥王星は極端さを示します。
戦う力の調整が上手くいかず、やや暴走してしまうとか、
自分も含めて人間関係を痛めてしまう配置です。
さらに、この場合、天秤座と山羊座なので、対人関係と上下関係の摩擦です。
天秤座の火星が「現場で有利な条件を引き出そうとしている」ときに、「とにかくウエの言うことを聞いておけばいいんだ」と圧力をかけて、曲げられてしまう、とか。
「あなたのために怒っている」という正義感は、いきなり発揮されてしまって暴走しがち、などが読み取れます。
ともに活動宮なので、「いまここで反応しないといけない」とか「よく考える前に反応してしまう」というレスポンスの早い対応となるので、一度、発火したものが次々と連鎖する反応を引き起こしていくような早さがあります。
ただ、このスクエアが成立する10月9日に金星が獅子座から、乙女座に入ります。
すると、ちょっと緊張感がゆるくなっていきます。
しかし、この9日のこのスクエアに向かうまでは、パワーが暴走しがちなときです。
前に書いたように、ドラゴンテイルと火星のコンジャンクションもあるので、この9月下旬から10月上旬までは、予定は無理をしない。
外出は、遅くなるまえに戻る。
なんとなく不安、など身体と心の声に耳をふさがない。
あと、すぐ反応せず、一度、自分に落とし込んでみる、も大事だと思います。
ただ、このバタバタした落ち着かない事件や案件は、ずっと以前からわかっていたけれど、向かい合っていなかったことを見せてくるという配置でもあり、そのトラブルや案件を通じて見えてきたことを次の変化の材料とできることもありそうなので、真正面から受け取る覚悟も必要です。
次の火星と冥王星のスクエアは2024年6月です。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。