火星が冥王星とスクエアの配置となります。
火星はだいたい2年で1周するので、計算上は半年の1度のことなので、それほど珍しい事ではありません。
ただ、今回は次の点を注目しています。
1.火星とドラゴンテイルのコンジャンクション(10月4日)
2.火星と冥王星のスクエア(10月9日)
3.冥王星の逆行終了(10月11日)と火星の蠍座への移動(10月12日)
1.火星とドラゴンテイルとのコンジャンクション(10月4日)
ドラゴンテイルと火星のコンジャンクションについては、痛ましい事件が起こったときにホロスコープをみたときこの配置があり、過去に検証したことがあります。
(過去記事からの転載)
2018年6月7日
:9日 新幹線のなかで殺傷事件
2018年7月21日
:6日と26日 オウム真理教死刑囚 死刑執行
:9日 西日本豪雨
:23日 埼玉県熊谷で41.1℃を記録し、日本の最高気温記録が5年ぶりに更新
2018年9月26日
:4日 台風21号近畿地方上陸し被害甚大
:6日 北海道厚真町を震源地とするM6.7、最大震度7の大地震北海道地震
:30日 台風24号「非常に強い」勢力で上陸 近畿から東北を通過
この2018年は、ドラゴンテイルのあたりで火星の逆行があったので、ドラゴンテイルとのコンジャンクションが何回かありました。
しかし、この日数に幅がありすぎることと、前後の食があることや、引き金となる月のトランシットも含めていっても、結論がでませんでした。
でも引き続き、気にはなってて(しつこい)記録だけは残してありました。
続く火星とドラゴンテイルのコンジャンクションはこの2回です。
2020年2月26日
:1日 クルーズ船で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性と判定。同船は2月3日に横浜港に到着し、ただちに乗客・乗員3711人を乗せたまま検疫を受けた。翌月までに、船内では看護師を含む700人以上の感染者が発生。
:26日 政府、イベントの自粛要請
2021年12月16日
:17日 北新地ビル放火殺人事件
そして今回の2023年10月4日です。
前回、検証した時は前後の食も考えてみたのですが、今回は食自体のチャートではなく、ノード軸と太陽、月の度数についても考える必要があると思いました。
食は太陽、月とのノード軸が日食の場合は、18.5度、月食の場合は12.25度で起こります。
つまり、ドラゴンテイルと火星の「オーブ」も大きくとらえた方が良いのではないかと思うようになったのです。しかも、ノード軸自体も揺れながら動いている。
しかし、太陽、月というライツと同じオーブより大きくていいのかもしれません。
なので、根拠はないのですが、オーブは5度(前後10度)をみてみることにしました。
すると、今回の火星とドラゴンテイルのコンジャンクションは、2023年9月27日から10月12日くらいまでの影響があるのではないかと考えます。
この9月下旬から、10月上旬の時期は木星より遠い天体がすべて逆行をしていて、
社会的にも素直に進まないエネルギーがあり、火星は天秤座にあります。
なので、まずは冷静に、慎重に行動したい時期だと思います。
予定は無理をしない。
外出は、遅くなるまえに戻る。
なんとなく不安、など身体と心の声に耳をふさがない、も大事だと思います。
次回の火星とドラゴンテイルのコンジャンクションは2024年1月です。
(続きます)
(2023年10月8日追記)
2026年現在での象徴された事案を追記しておきます。
:10月2日 創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関する2度目の記者会見。その後、質問NG記者リストがあることが発覚。会見場では一部記者に「ルールを守りましょう」となだめる井ノ原氏とに拍手喝采がおこった。
:10月7日 パレスチナのガザ地区から多数のロケット弾が発射され、イスラエル国防相は「戦争準備態勢」に移行すると発表。
:10月7日 アフガニスタン地震
:10月10日 全銀システム障害
Eclipse Mechanics and the Saros Series →https://www.astro.com/astrology/tma_article151106_e.htm
牡牛座での木星逆行 →https://divinus-jp.com/archives/71965
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。