2025年7月13日から牡羊座の土星が逆行を始めます。東京でのホロスコープです。
9月1日に逆行で魚座に戻り、逆行終了は11月28日で、そこから順行になり、再び、牡羊座に入るのは、2026年2月14日。
その後、牡羊座で土星と海王星が重なるのが2月14日。
逆行開始の位置に戻るのが、2026年2月24日です。
今回の土星の逆行では、春分点を越えていくという大きな意味があります。
サインを戻っていくのではなく、春分点は12サインのスタートだからです。
逆行を開始するのは牡羊座2度。サビアンでは「人間の性質を明らかにするコメディアン」
この世界にやってきて、まだ魂そのものといった牡羊座のなかで、とりあえず周囲の人の真似をすることで世界を確認し、生きる方向を見つけていこうとする度数。
魂そのもの、子供のような無邪気さで全てを模倣します。
それは周囲からしたら、ちょっといびつだったり、上手ではないこともあるでしょうし、
「え?このタイミングで?」というような配慮のなさや、
「そこはやらなくてもいいんじゃないの?」という良いところ以外の部分も真似をします。
その素直な、素朴な視点を深く刻むようです。
この逆行に先だって、双子座には天王星が入っています。
一方、海王星、冥王星はすでに逆行中。
海王星とはほぼ重なっているコンディションの状態。
破壊と再生を示す冥王星と、時代のビジョンを示す海王星、ルールや完成をしめす土星が逆行するなかの、双子座の天王星入りです。
世界を駆け巡る風の情報は、加速度を増していきますが、より良い未来のためのやり直しではなく、昔に戻るような「やり直し」だったり、
水平に共有される情報とは、全く違う頑なに変わらない上下関係の現実が見えてくるときかもしれません。
冥王星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/88632
海王星の逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/91279
土星と海王星のコンジャンクションについては、こちらの記事で →
それは、土星の魚座へ逆行で戻る9月1日、双子座の天王星が逆行を開始する9月6日、の9月上旬にますます、感じることになりそうです。
ここでは双子座の天王星と魚座の土星がともに逆行しながらスクエアとなり、蟹座には木星があります。
思いやりがむしろ、情報に「色」をつけるような混乱が読めます。
蟹座の木星についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/90408
さらには、海王星も10月22日魚座に逆行で戻り、11月8日には天王星も牡牛座へ逆行で戻ります。
ここから2026年2月中旬にかけて土星が魚座にあった2023年から2025年5月までのテーマが再び、現れてきそうです。
しかし、それは「昔にもどった」のでも「前を変わらない」のでもありません。
「これが足りなかった」「きちんとここは始末をつけておこう」というための時間です。
牡羊座への土星、海王星のイングレスというのはとても大きなイベントで、3月下旬から5月下旬まで何が起こっているのか、気持ちがついていかないような時期だったと思います。
それを一度、ふり返ってみる、「現場」を離れて見直してみる、そしてちょっと足りないパーツを埋めに行く、そんな意味がこの土星の逆行にあると思います。
そのなかで、牡羊座2度のサビアン「人間の性質を明らかにするコメディアン」は、真似をするだけではなく、蟹座にある木星が示すような気持ちをひとつにして、安全な場所を育てていくことと反発します。
違いを見せつけ、いびつな様子を笑いで見せつけてきます。
そこから魚座に向かっていくことで、自分が所属する集団、相手との心理的な距離感をどうとっていったらいいのかを確かめにいくようです。
また、この数日は、7月5日からの海王星の逆行、7月7日双子座の天王星入り、7月13日からの土星の逆行と大きな天体のイベントがあるなかで
7月11日に山羊座の満月があります。
個人の実感としてはこの山羊座の満月が実感するところだと思うのですが、その背景として社会、時代が大きく変わっていく、そんな時です。
山羊座の満月についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/91786
今回、実験的にnotebookLMで音声概要をしてみました。
辰已(ブログ記事「土星 逆行 2025年」から指示)、notebookLM(生成)
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html