第二宮、第三宮(ていにぐう、ていさんぐう)から、高宮祭場に向かいます。
ここ、ちょっと歩きます。往復20分くらい。高宮祭場では、私は(いつものように)祝詞を奏上するので、本殿前で参拝し、拝殿まえの摂末社を参拝したあとから時間をみると、
第二宮、第三宮をまわって、髙宮斎場へ往復で40分かかっていました。
それでも、もっと髙宮斎場では時間が欲しかったのですが、この他にもうかがいたい所があったので、結構、急いで(どこが?と思われるでしょうが)おりました。
高宮祭場へ向かう参道。
大神神社の登拝の途中を思い出します。
高宮祭場は、市杵島姫神の降臨の地とされ、ご社殿ができる前からの祈りの場所だったそうです。
素晴らしい、というか、怖い。
ここでは今も、お祀りがされているのですが、この明治以降の神社神道となる前、神仏習合の時代。
さらに、古事記、日本書紀より前の時代の祈りを思います。
何をお祈りしていたんだろう、と思うと、海の恵みに感謝する、ということだけじゃなく、もっと畏怖の気持ちがあったように思うのです。
いくつも重なったところでは、自分がどの層にアクセスするのかによって、まったく違うのだと思います。
なので、ネットにあがっている「こんな、メッセージがおりてきました」については、否定も肯定もしません。
私は、頭を垂れるしかない、この場にいることに感謝するしかない、という気持ちです。
緊張した。
こちらの神宝館にもうかがいたいところですが、今回は、ここまで。
宗像大社だけで半日は必要です。
公式サイトは動画も充実していて、おすすめです。
https://munakata-taisha.or.jp/movie.html
そのなかから一点だけ。うかがえなかった沖津宮、中津宮の様子をうかがい知ることができます。