本殿での参拝が終わったので、参道をもどっていきます。
薬の関係の事をやっている事でもあり、スルーする事はできません。
お世話になっております。
扁額は薬祖神です。
表参道をでると比較的大きな道路になるのですが、その横断歩道を渡った先にも、どなたかおられます。
小さな池というか、川というかそんな様にみえます。
道路を渡って振り返るとこんな感じです。
向こう側にも建物はあるのですが、これって入り江だよね、と思いました。
古い時代はここまで海か港であったように思うのです。
地面も砂っぽい。
古い地図によるとここは湾につきでた場所だったようです。
春日市のサイトを参照しました。春日市のサイト → https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/miryoku/history/1010879/1011757/1011759.html
また、このサイトによると水運を含めた平家と源氏の利権争いで住吉神社の神官が敗れて流罪となったともありました。
説明の看板によるとこのあたりまで海の水があがってきていたとのこと。
正式サイトによると、ご祭神は伊弉諾大神(いざなきおおかみ)とありました。
伊弉諾大神(いざなきおおかみ)が黄泉の国からお帰りになったときに禊ぎ祓いをされた、という事から、こちらにおられるそうです。
まず、神社を正面からお参りして、次に願い事を思いながら左廻りに巡るとご縁が結ばれる、と説明がありました。
といっても、覆い屋もなく石の祠があるというのも、普通ではない感じがします。
神さまがおられる、というより、以前、禊ぎ祓いをされていた場所かもしれません。
また、鳥居の外側にあるというところ。
境内のなかには、この近くの太宰府に流された菅原道真公や、水死刑されたともいわれる柿本人麿(麻呂)公をご祭神とする境内社があります。
怨霊から転じてご守護をいただくというよく見るスタイルでは、おさまらないような感じなのです。
そして、くるっと周囲を回るという参拝方法から、むしろ何かを封じているような感じもしました。
霊験の大楠(しるしのおおくす)
大きくて入らないので動画にしています。
春日市のサイトのもとになっている市報かすが → https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/435/kasuga_h310915.pdf