5月5日冥王星が水瓶座で逆行を開始します。10月14日までです。
遠い天体なので、前後1週間くらいは止まったまままので、4月28日から5月12日くらいまでは留まったままになります。
今回は、水瓶座のなかでの逆行で山羊座までは戻りません。
この逆行では、1月11日に通過した位置(水瓶座1度21)まで逆行で戻ります。
また、順行にもどったあと、2026年1月25日に逆行を開始した位置(水瓶座3度48)に戻ります。
冥王星はだいたい年間の半分は逆行しているので、逆行すること自体は、それほど珍しいことではありません。
今回は、水瓶座で最初の逆行です。
水瓶座3度(かぞえ4度)のサビアンは「インドのヨギが自らの治癒力を示す」
理論、行動する原理を完成させ身につける度数。
しかも、社会の枠からはずれているところで、発揮されるその人だけの能力です。
トップダウンの組織のなかで長いものに巻かれて、あるいは、いま、ここで得られるお金やモノに重きを置いていたところから、
組織を離れて、個人の力で世間を渡っていきます。
そこから、戻っていくのは水瓶座1度21(かぞえ2度)の「予期していなかった雷雨」
激しい変化の雷雨です。
いままでの古い組織、やり方を壊していく度数。
この組織では自分の能力が発揮するためには、ブレイクスルーが必要。
冥王星は破壊と再構築の天体です。
時代の天体なので、直接の影響はないのですが、時代の方向性がちょっと戻って確認するような時期になると思いますし、
個人の無意識もそれにともなって、なんとなく過去に帰っていくように感じるかもしれません。
この冥王星が逆行を終了する、2025年10月中旬以降、これも逆行をしている海王星が牡羊座から魚座に戻ります。(10月22日)
また、この時期、やはり逆行をしている天王星が双子座から牡牛座に戻ります。(11月8日)
さらに、社会の枠を示す土星は、7月下旬から逆行をしていて、9月1日に魚座にすでに、戻っています。
なので、新しい時代がやってきた、という感覚のなかで、あれ?やっぱり以前と変わらないわけ?という混乱があるかもしれません。
しかし、時代は冥王星はすでに水瓶座にはいっており、山羊座には戻りません。
新しい時代に進むための、確認だったり足踏みなのです。
今回は、社会の枠から外れた、あるいは壊れた組織や構造ではない場所で、自分がその能力を示すために、やり残しをつぶしに戻るのです。
そのかなで、癒やしの力や、モノやお金というところではない価値に気がつく事もあると思います。
冥王星が水瓶座に入る前後、木星と土星のスクエアがあります。
この木星と土星のスクエアについては別に記事を書くのですが、木星と土星のスクエアは2020年に起きた木星と土星のコンジャンクション(グレートコンジャンクション)の見直し、という面があります。
グレートコンジャンクションが起きた水瓶座0度あたりまで冥王星が戻っていくのは、グレートコンジャンクションを強く無意識まで浸透させる意味があると思います。
それはその違和感、なにが違うんじゃないか、という意識をもつことことなのです。
それが当たり前、自然だとしたら違和感はないのです。
今回、実験的にnotebookLMで音声要約をしてみました。
辰已(ブログ記事「冥王星 逆行 2025年」記事から指示)、notebookLM(生成)