福禄寿堂の隣に御朱印の授与所があります。
こちらは福禄寿のおみくじも可愛いのです。
福禄寿さまを祀るお堂に、真言(まんとら)がありました。
「ナーマク サーマンダー ボダナン シッタラ グハンダヤ ソワカ」とありました。
帰ってから調べてみたら、これ福禄寿さまのご真言じゃないみたいなのです。
こちらのご本尊の泰山夫君(赤山明神)様は、天にあっては福禄寿神、地にあっては泰山府君とされ、万物の命運を司るとされています。
なので、このご真言は赤山明神さまの真言かな、と思いました。
金運、とか、お金の神様ではありません。
鬼門方除の神様である「金神」であり、方位よけの神様。
金神社のおそばには、松尾大明神・西宮大明神・平野大明神・加茂大明神・新羅大明神・住吉大明神・十禅師権現
神さまも仏さまも権現さまも明神様も一緒におられます。
夫婦和合と縁結びの神様。
境内社も本当に神社あり、仏さまあり。
もともと平安京の守りとしてここにおられるのですが、そこから始まっていろいろな人の願いを受け止めていらっしゃるし、その間、創建、縁起からいろんな時代があり、明治の神仏分離があった事も難しい時代だったと思います。
そして、国家安泰から個人の願いまでを受け止めておられる。
その神さま、仏さまのお世話をされて、それぞれの祈りをささげて、そのための修行をされていうのは、なかなかできないことだろうな、と思いました。
炎の後背があるお不動様には必ず池、滝がいっしょにあります。
こちらは厳しい修行である千日回峰行をされたお坊様、阿闍梨様がおられて、お護摩をされます。
お供えまであって、お世話をされているのですがお名前が見当たりませんでした。
帰ってから調べてみたら薬師堂とありました。
ちょっと井戸っぽい感じです。
伝教大師最澄1200年交流サイト https://1200irori.jp/content/interview/detail/guests59