本殿は、御手洗川と、物忌川に囲まれた
三角州のような場所にあります。
川という常に清浄を保つ流れを使って
結界を張っている場所です。
そこから、神山(こうやま)と
祭事が行われる丸山を拝します。
いまでも神山は、禁足地ということでした。
物忌川のほうから、本殿の裏手に参ります。
本殿の東、ウラにある御やしろ、新宮社。
この先の神宮山から、物忌川が流れてきています。
結界を守っておられます。
流れは、豊富で速く、淀みなく清浄な水です。
伊勢神宮の遥拝所があります。
目印は、木。伊勢らしい。
京都は1200年の都です。
やはり、伊勢がそうであったように
天皇、お上(かみ)のおられる場所で、
そのパワースポットですから、これは必要でしょう。
また、川のそばには、水や川にまつわる方々がおられます。
こちらは、川尾社。罔象女神(ミズハノメガミ)さま。
「水が走る」という意味らしいのですが、かわいいです。
楼門のまえで、御手洗川と物忌川、ならの小川が合流します。
水の清浄さで神域を守っています。