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赤間神宮 大連神社 紅石稲荷神社

瑞垣の外へでて、お山を少し登ります。
大連神社

「偏無徳神」とあります。
神徳、偏りなし、でしょうか。ご神徳がどこまでもみなに、行きわたるという意味だと読みました。

結構、登ります。

大連、というのは、あの中国の大連だよな、と思っていました。
ご由緒の説明はふたつ。

    

かつて日本の租借地であった関東州の大連市にあった大連神社の神体を日本に持ち帰り再建したものだそうです。
敗戦後、元大連神社宮司さんがご神体とご神宝を日本に持ち帰られ、福岡市の筥崎宮に安置され、その後、その宮司さんが赤間神宮宮司に赴任されたことで、この地にご遷座されたそうです。

祖霊社

そもそも、こちらは安徳天皇の陵の地にできたお寺が、明治以降、お宮となったもの。
だとしたら、祖霊社もあってもいいのだけど、わざわざ、ここ?とは、思いました。

あとで調べたら、こちらにはお寺もあったそうで、そういえばあの門もお寺風ですし、
お祀りしていた方々がおられたのかもしれません。

ご挨拶します。

静かなところです。
扁額は公爵・近衛文麿とあります。三度にわたって戦前から、太平洋戦争、終戦にいたる時期、三度にわたって総理大臣をつとめた方で、最後は戦犯容疑をかけられて自殺されました。

神さまの前には、舞台のようになっています。

ご神紋は、菊と花菱、でしょうか。

拝殿のなかには別の扁額があり「東亜鎮護」載仁親王のお筆でした。
東亜とは、アジアの事で、日本がしかけた戦争は、日本側は「大東亜戦争」と称し、アジアの平和を目指していたものでした。
載仁親王とは閑院宮載仁親王の事です。
3才で出家したのち還俗され、伏見宮に復籍のうえ、閑院宮家を継承された方で陸軍大将、元帥も務められた方。
閑院宮家はその後、皇籍離脱され断絶となっています。

戦争や戦いに敗れた者のイメージが重なります。

お隣はお稲荷さん。
紅石稲荷神社(べにしいなりじんじゃ)

これはお稲荷さんらしい感じ。しっとりとして暗い。

紅石山というのは、赤間神宮の背後のお山。標高にして68メートル。目前の海からなので、そんな低いんだと驚きます。
先ほどの拝殿で水を抱えたお山のイメージがあったのですが、この紅石山を稲荷山とするお稲荷さん。

カメラが明るくみえますが、実は昼間だけど薄暗いところです。
目視にあわせて調整するとこんな感じ。

鳥居をくぐっておりてきました。

いつの時代も戦いや戦争は悲惨です。
戦勝国が有利に戦後を支配するのですが、負けた側、負けた国の思いを鎮めていくこと。
それから、勝ったとしても負けたとしても大きな犠牲を払っているのです。
どちらにも関係なく、祈りを重ねていくこと。

そんな事をズシッと思うところです。

駐車場となっている先には海からお参りすえう海参道があります。
海参道には今も波が打ち寄せています。

赤間神宮 https://akama-jingu.com/

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