太陽と月は、7ハウス蠍座。
水星逆行中であり、この前日に逆行で水星が射手座から蠍座に戻っています。この水星逆行についてはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/93301
また、天王星も逆行で双子座から牡牛座に戻ったあとの最初の新月です。この天王星の牡牛座への逆行については、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/93069
天王星の牡牛座への逆行については、12ハウスごとにまとめていて、それはこちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/94512
さらに、海王星、木星も逆行中です。
特に、土星が牡羊座に入った春先の騒々しいムードから一転し、ここからは
振り返り・スローダウンの流れへと進んでいきます🌙✨
春先からは、新しいアイデアやビジョンが急速に発展し、プランもどんどん動いてきました。
しかしその一方で、
現実が追いつかない
気持ちが落ちつかない
どこかそわそわしていた
という部分もあったはずです。
ここからは 感情を安定させ、現実に落とし込んでいくタイミング へと変わります🌱
🔥 蠍座新月で見えてくる「とらわれ」の正体
蠍座の新月では、こんな気づきが浮上しやすくなります。
「結局、この関係にとらわれていたんだ…」
「パワーゲームになると、強い方が総取りなのか…」
「良くないとわかっていても、昔のルールに戻るのか…」
どれも少し重いテーマですが、これは
“変化してきたからこそ見えるようになったもの” です。
過去の自分では気づけなかった部分にも光が当たり、自分の(そして、相手の)本音が見えてくる時期なのです🔦💜
🤝 対人関係・契約・自分のあり方の「再調整」
こうした気づきを踏まえて、
対人関係・契約・自分の在り方を見直す動き が自然と起こります。
「また過去に戻っちゃうの? 今までと同じ?」と不安になるかもしれませんが、
流れの根本を動かす 冥王星は天頂で順行中、水瓶座から戻りません♒️
つまりこれは、
ゼロからやり直すのではなく、“調整”のための見直し です⚙️
⚠️ 冥王星が強調される時期:事件・事故・天災にも注意
冥王星がとても目立つ位置にあるため、
事件・事故・天災 には普段より注意したい時期です。
大きな出来事があるからこそ、
「行きすぎていた部分を見直す」流れになるとも読めます。
さらに、新月は 蠍座ギリギリの度数 で起こるため、
“終わりと再生”の気配がより強調されます🦂🌑
🛠️ この時期のポイント:手を動かす・ケアする・黙々と進める
今回特に大切なのは、実際に手を動かして作業を進めること✍️
見直すテーマが見えたら、淡々と修正する
傷ついた部分は優しくケアする
外部を責めるより、必要なケアに意識を向ける
社会的にも「見落とされてきた問題」が浮上しますが、
自分のペースで、必要なことを整えていく姿勢が大切です。
🌌 新月後:木星・土星・天王星・海王星とのアスペクトが連続
ここから社会の“見直しテーマ”が個人にも押し寄せてきます。
少し重たい課題が出てくる可能性もありますが、
これは 長期的な安定のための調整 に近い流れです。
水のグランドトラインも発生していて、
本来は良い配置なのですが、
この新月図では
社会の構造が揺れる・心をひとつにする必要が出る
という読みも成り立ちます。
📋 やることリストを淡々と:地と水のシーズンへ
ここまで火と風が強かったのに対して、
ここから年末の射手座新月までは
地と水が強まるシーズン へ。
火と風の「アイデア」「情熱」を現実へ定着させる
思考や行動に“深み”や“情緒”が加わる
春先からの経験を、現実に落とし込む時間
ここはまさに grounding(地に足をつける)時期 です🌏💧
コツコツ積み上げるほど、後々大きな実りになります。
アイキャッチは新月のサビアン蠍座29度「インディアンの女が、酋長に自分の子供の命乞いをしている」
自分の命を差し出しても子供を助けたい女性。ギリギリの命をつなぐという重いテーマです。

自分の周囲にイベントがあったり社会的に動きが大きなときに、本当に必要な人は誰だろうか?とか本当に大事なものはなんだろうか、という判断をしていく事もありそうです。
木星と土星のトラインについては、こちらの記事で → https://divinus-jp.com/archives/94735
チャートは、さくっとホロスコープ作成 さんでつくりました → https://nut.sakura.ne.jp/wheel/horo.html

