占星術では、「節目」の時期をみるときのチェックポイントがいくつかあります。
まずは、かなり有名になってきたサターンリターンです。
それは、言われる生まれたときの場所に、土星が1周(あるいは2周、さらには3周)してもどってくる時もそのひとつ。
サターンリターンについては、山羊座に土星が入るときに少し書いてあります。こちらの記事で。
それから、進行の新月も私はみます。
進行の新月は、だいたい30年に1度。進行の太陽と進行の月が重なるときです。
進行の新月については、その意味やネットで自分の進行の新月の出し方について書かれた記事はあったのですが、実際にどうったの?という記事はあまりありませんでした。
あったとしても「節目だった」「何をしていいかわからない」「身体が不調」とか。(ふーん、そんなもん、いつでもそうだよ、とちょっと思った)
でも、やる気がないってどんなんだろう?と思いながら、別のことでチャートをいくつか見ていたら、安倍首相が進行の新月前でした。
2019年9月現在、首相在位日数が歴代2位になったと聞きました。安定した地位の理由については、いくつか言われているのですが、この安倍首相のチャートに、アメリカの建国時のチャートを重ねます。
アメリカの建国時のチャートもいくつかあげられているのですが、私は、射手座がアセンダントになっているものを採用しています。
すると、安倍首相の月がアメリカの太陽に向き合います。
アメリカの意志を(感情で)受け止めていることが表れています。
それが歴代首相在位日数2位に関係しているとここでは、言い切れませんが、その一端がうかがえるような配置です。
そして、この無料のサイトではでてきませんが、安倍首相は進行の新月前です。
現在、国会が半年以上開かれていません。
政治の問題はここでは取り上げませんが、安倍さん、やる気あんのかな?と思ったのが安倍首相のチャートを見ようと思ったきっかけです。
なので、この進行の新月前という時期に、安倍首相の「あまり関心がない」「やる気ない」感じが読み取れないでしょうか。
進行の新月になるのは、2020年7月。4ハウス。
自分の居場所に焦点があたる、と見るのでしょうけど、その「居場所」のスケールがやや気になります。
安倍家、自分の霊的集団、実家のある山口県、日本という国、あるいはこの地球でしょうか。
それは、彼の「家」感によります。
ただ、彼のおじいさまが「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介氏であることは大きいと思いますし、その血筋、家の意志を成すことがセルフイメージになっていることは4ハウスの支配天体冥王星が1ハウスにあることから読み取れるものはあります。
そして、来年の2020年は、20年に1度のグレートコンジャンクション、あるいはトリプルコンジャンクションが起こります。
これから先の20年の社会のルールである制度や、心のなかでのルールである道徳観の次のカタチが示されます。
グレートコンジャンクションは、2020年12月。安倍首相の進行の新月のあとです。
少し、ほっとしました。
それは、安倍首相の政策に賛成、反対という立場ではなく、少なくともやる気ない、という状況が終わっているからです。
いや、それまで安倍「首相」だったとして。
チャートは、MyAstroChart さんで作りました。