しつこくて申し訳ない。
2040問題は2021年12月に書きました。先日、アイキャッチ画像を変えたときに、そういえば、当時書いていた2025年にすでになってるんだよな、と思って、再度、健康保険問題について考えました。
最初の、2040問題では健康保険というシステムについて書いたのは、こちら。 → https://divinus-jp.com/archives/58124
さらに、この記事を書いて以降、水瓶座に冥王星が入ってきて、起きたことから考えたことを書きました。
2040問題 その2 ~ インフラの老朽化とエプスタインファイル ~ 水瓶座冥王星と蠍座 → https://divinus-jp.com/archives/98137
実は、この水瓶座と蠍座のことを考えていたときに、思ったのは風のサインの事です。
長くなってしまったので(それでも充分、長いけど)別に記事にしようということで、書きました。
水瓶座と蠍座の「社会的な役割」比較において、
水瓶座 → SNS、アルゴリズム、無料Wi-Fi
だとしたら
蠍座 → ビッグデータ、暗号化、巨大資本
となります。
Googleの検索結果(表層 水瓶座)のウラには、ユーザーの行動履歴や無意識の嗜好を分析するビッグデータ(深層 蠍座)があります。
そのビッグデータの蓄積と活用は、蠍座的なパワーがあるのです。
スマートフォン(水瓶座)でAmazonで買い物をしてポチるとき、その裏で動く膨大なユーザーデータの解析や無意識の嗜好(蠍座)や、それを支える巨大なサーバー投資(蠍座)、そしてそれを利用した市場の独占(蠍座)といった具合に、水瓶座的な便利さの「裏側」に蠍座的な力が潜んでいます。
逆に
「隠された真実(データ)」を「公共の利益(アルゴリズム)」のために使うことで、人類全体が一つの知性体のように機能するという力もあります。(これは前回のエプスタイン・ファイルのことです)
上に書いた「SNSが水瓶座的」というのは、どこでも誰でも情報に、アクセスできるという意味です。
自由に好き勝手に思いついたことをつぶやくというアルゴリズムが支配する前のX(当時はTwitter)のほのぼのとした「○○なう」という雰囲気は、水瓶座的というより、双子座的ではないかと思うのです。
2026年5月に双子座に天王星が入ります。
すると、水瓶座に冥王星、双子座に天王星というトランスサタニアンがふたつ、風のサインにはいるわけです。
風の時代の本格スタートという事になるので、風のサインの天秤座を含めて、考えてみます。
風のサインにおける「発信」の階層構造
双子座:個人の発信(点あるいはリプライという線)
• 象意: おしゃべり、ニュース、好奇心、身近なコミュニケーション。
• SNSでの姿: 「投稿そのもの」や「ツイート(ポスト)」
• 役割: 「私はこう思う」「こんな面白いことがあった」という、個人的で断片的な情報のやり取り。主語はあくまで「私(個人)」であり、情報の寿命は短く、次々と新しい興味へ移ります。
天秤座:他者との対話(線と調整)
• 象意: 比較、バランス、パートナーシップ、世論。
• SNSでの姿: 「リプライ」「議論」「炎上」「バズ」
• 役割: 自分の発信が他者にどう見られるか、社会的にどう評価されるかという「関係性」のフェーズ。流行や「みんなの意見」を形成する場です。
水瓶座:システムと構造(ネットワークと空間全体)
• 象意: 普遍性、大局的視点、テクノロジー、非個人的。
• SNSでの姿: 「プラットフォーム」「アルゴリズム」「ビッグデータ」
• 役割: 個人の発信(双子座)や人々の反応(天秤座)という膨大な断片を飲み込み、法則性を見出し、社会全体の流れ(トレンド)を自動制御する構造体です。
| サイン | 役割 | 現代的な象徴 |
| 双子座 | 個の発信者 | ユーザー、ブロガー、投稿ボタン |
| 天秤座 | メディア・仲裁 | 世論、フォロワー数、いいね!の連鎖 |
| 水瓶座 | インフラ・知性 | AI、アルゴリズム、ビッグデータ、Google |
ただ、双子座にある天王星が、冥王星のある水瓶座の支配天体であるので、冥王星主体の協調関係はすすむと考えます。
水瓶座の冥王星と連動している以上、最大の「評価者」は人間ではなく、「システム(アルゴリズム)」です。
・具体的な現象: 検索エンジンの評価、SNSのレコメンド機能、AIによるスコアリング。
・視点: 「その発信に独自性(天王星)があるか?」「ネットワーク(水瓶座)に有益なデータを提供しているか?」
・評価: 感情的な賞賛ではなく、「インプレッション数」「拡散力」「信頼スコア」といった数値として現れます。現代における「世間」とは、もはや人間ではなくアルゴリズムの総体である、という極めて水瓶座的な状況です。
すでに、Xのタイムラインをみると、アルゴリズムの見せたいものを見せられていることに気がつきます。
そこに天秤座がどう関わっていくのかも考えます。
天秤座をこの「評価の循環」に組み込むと、評価主体が「社会的な鏡」としての役割を担うようになります。
まとめ:風の三サインにおける「評価の主体と基準」
| サイン | 役割 | 評価の主体(誰が) | 評価の基準(何を) |
| 双子座
(22026年から天王星) |
発信・知性 | 情報の受け手・知的好奇心を持つ個人 | 「その情報は新しいか?」「面白いか?」「自分に役立つか?」という知的な刺激。 |
| 天秤座
|
比較・調整 | 世論・フォロワー・対人関係のパートナー | 「それは社会的に正しいのか?」「他者の目にどう映るか?」という公平さと洗練度。 |
| 水瓶座
(2025年から冥王星) |
システム・統合 | アルゴリズム・巨大テック・未来の共同体 | 「そのデータはシステムを更新するか?」「普遍的な価値があるか?」という構造的インパクト。 |
天秤座が加わることで生まれる「評価」
天秤座は、双子座の「個人的なつぶやき」を、水瓶座の「巨大なシステム」へと繋ぐ「選別と調整」です。
1.「他者」の正体:客観的な第三者と世論
天秤座における「他者」は、あなたのファンや敵といった主観的な存在ではなく、「公平な審判員としての世間」です。
→評価の形: 「いいね!」の数、リツイート、あるいは公的なレビュー。自分と相手の間に立つ「第三者の視点」が、あなたの価値を確定させます。
2.調整役としての天秤座
双子座(天王星)が突飛なことを言い、水瓶座(冥王星)がそれをデータとして冷徹に処理しようとするとき、天秤座は「それを人間社会が受け入れられる形(デザインや言葉遣い)にする」ことを要求します。
→視点の内容: 「どれだけ正しくても、その表現は美しくない(不公平だ)」という公平さに基づいた評価。
3.結論:三位一体の評価サイクル(2026年からの双子座天王星時代)
①双子座(天王星)が、誰も思いつかないような「鋭い言葉」を放つ。
②天秤座が、それを社会が受け取れる「対話」へと形を整え、他者との比較・検討にさらす。
③水瓶座(冥王星)が、その影響力を「ビッグデータ・アルゴリズム」として固定し、社会の新しいインフラ(常識)へと昇華させる。
天秤座が入ることで、評価の主体は「ただの個人(双子座)」から「社会的な関係性(天秤座)」を経て、「非個人的なシステム(水瓶座)」へと至ります。
ただ、一方で私は、「いいね!」の数での評価や、水瓶座的なビッグデータに向かうものだけではないと考えており、
むしろ、天秤座ではリアルなコミュニティ、そこにいる人間同士のコミュニティが必要であると考えています。
天秤座は「サロン(社交場)」
天秤座は「風の活動サイン」です。これは、単に情報が流れる(双子座)のでも、固定される(水瓶座)のでもなく、「人間と人間が向き合い、互いにバランスを取りながら価値を磨き合う」というプロセスではないと考えます。
つまり、リアルな会話です。
「あなたのその意見は興味深いが、少し言葉が鋭すぎるのではないか?」といった、生身の人間からのフィードバックがあり、そこでの会話を通じて、自分の意見が社会的に通用するものかどうかを「天秤」にかけます。
そこで、ネットワーク時代における「天秤座」の真の役割を考えます。
冥王星が水瓶座にあり、社会がデジタル化・数値化(水瓶座)に突き進む今、天秤座的な「リアルなコミュニティでの会話」は、むしろ贅沢な、最も重要な価値確定の場になります。
-
- AI時代の信頼: AI(水瓶座)がどんなに完璧な答えを出しても、それが「人として信頼できるか」を判断するのは、対面での会話(天秤座)を通じて感じる違和感や共感です。
- 評価の確定: ネットで1万件の「いいね!」をもらうことよりも、尊敬する一人の知性と向き合い、「あなたの考えは素晴らしい」と直接言葉をかけられること。この「人格を伴う第三者の視点」こそが、天秤座が本来司る「価値の確定」だと思うのです。
さて、2026年に双子座に天王星が入って本格的な風の時代。
「AIに占ってもらいました、でも、結論がでなくて」という方もおられます。
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