初めてこちらに参拝したのは、このお宮の2009年の平成の大改修があったあとです。
そのときは、木の香りがして、すがすがしいお宮だなあ、という印象。
それから10年。どうなっているのかな?
阿佐ヶ谷の駅から長く伸びた道がそのまま参道になっています。
お隣には大きなお寺があって、神仏分離以前はひとつだったものでしょう。
境内にゆるく伸びた道のあちこちに、大きなきが茂っていて、木漏れ日をつくっています。
天照大御神(アマテラスオオミカミ)をお祀りしていて、その後、伊勢の宮川から持ち帰った霊石は今も御神体として御本殿の奥深く鎮っておられるそうです。
伊勢神宮の雰囲気、そっくりもってきてる。もちろん、伊勢のキメのこまかな感じは違うけれど、でも、すごいなあ。
境内を失礼すると、天照大御神が中央におられ、左右の摂社には、右に月読命(ツクヨミノミコト)、左に須佐之男命(スサノオノミコト)をお祀りしされているそうです。
平日の昼間ですが、参拝の方が絶えません。特にジョシが目立つ。
ここ、縁結びにいいかも。
都内で縁結びというと、東京大神宮がすごく有名になっていますが、あの行列をなしている様子は、ちょっとヒキます。
私は、むしろ都内で縁結びなら、いまはこの阿佐ヶ谷神明宮をおすすめしたい。
こちらもご挨拶します。伊弉諾命(イザナギノミコト)、伊弉弥命(イザナミノミコト)、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
こちらは、なんだか静か。イザナギノミコト、イザナミノミコトって、なんだかよくわからない。
天神様だそうです。もちろん学問の神さまなのですが、拝殿の近くにあって、雷除け、火災除けのお役もありそうでした。
この五角形をくぐるのが、おもしろい。
授与所で、清めのお塩を授与いただいたのですが、お守りもチャームになってます。神(かん)むすび、というそうです。
公式サイトにでてたので、このブログにアップしてもいいかな。
最近、ご朱印もその月限定のものをだしていらっしゃる寺社もあるのですが、ここではお守りのチャームが限定ものがありました。
かわいい。
ツキヨミノミコトの月かな、と思ったのですが、
『「須佐男尊」が海の神様であったことから、今回、波の絵馬の頒布を開始いたしました』とありました。
へえ、そうなんだ。
これも公式サイトの巫女ブログにあった写真を転載させてもらいました。この巫女ブログも結構な頻度で、更新されています。
すごい。
奉仕されている方々の気持ちも素晴らしいと思うし、縁結びにはおすすめ。
だけど、一方で、静かな神社はこのままにあって欲しいと思います。
波の絵馬 阿佐ヶ谷神明井宮 巫女ブログ
阿佐ヶ谷神明井宮 公式サイト