JR秋葉原駅の近くです。門扉がついていて、夕方閉められるようです。
鉄条網もついてて、なんだかなあ、と思ったのですが、
鳥居をくぐると、違います。
鉄条網と門扉は、忘れてしまうくらい、いいところじゃないですか。
階段を下りて手水舎。
「階段を上がる」のではなく、下るタイプは珍しい。
川にそった土地なので、船に乗るような感覚があります。
今、道路になっている部分は、神田川の土手の上だったと思います。
下った階段を、ふりかえるとこの山。
富士塚です。
この富士塚は登れません。峰にそってくだってくると神社にはいることになります。
そして、いきなり福寿神の赤い鳥居。
福寿神、あまり見ないので、これも珍しいなあ、と思います。
七福神の福禄寿でもなく、たぬき、だそうです。
へえ、たぬき。
しかも、鳥居から左を向いている。これも、珍しい。
狛犬であれば、まあ、これはたぬきですが、
鳥居から参拝者向きに向いているか、
あるいは、参道側、内側を向いているのですが、
このたぬきは、鳥居に背を向けて、外側向き。
これは、本殿に向かう参拝者向きであるという事でしょうか。
たぬきは、あとにして、とりあえず本殿にご挨拶。
赤い鳥居は、この本殿の方では、ありません。
でも、こちらがもともと、おられた方ですね。
それにしても、それほど古くないようで、江戸時代か、その前位の感じがします。
お稲荷さんのようですが、ここ、重要な場所だったようです。
場所としては狭いのですが、残っているのは、わかります。
神楽殿には、こんなきれいな壁画があって、
神楽殿の壁にも鯉が、細工してあります。
漆喰(しっくい)の鏝絵(こてえ)でしょうか。
これをつくれる職人さんって、すごいです。
奥には社務所があってそのお庭には、お不動様。
榊も供えてあるので、お守りされている方もおられるようです。
でも、小さな場所なのに参拝者が次々と。
アキバという場所柄でしょうか、外国の方も多いです。
柳森神社 東京都神社庁のページ