新橋は鉄道発祥の地です。
ここから横浜まで、昔は海岸だった場所に線路が引かれました。
今も、JRの駅の向こう側、汐留口のほうは
まだ、ちょっと解放感というか、なげやりというか
海の記憶がのこる場所になっています。
だから、鉄道の線路が引かれる前、
ここは、海岸線に近い場所にある神社だったのでしょう。
今は、以前よりかなり区画整理されているとはいえ、
飲み屋さんに囲まれています。
鳥居のかたちがちょっと変っています。
昭和46年に建築されたご社殿とそろった形。
こちらは鳥居とうしろがご社殿。鳥居とご社殿がシンクロ。
上の写真と同じ写真では、ありません。似てるけど。
これは、鳥居をくぐったあとの、ご社殿の写真。
創建は、平安時代に東夷を平定した
俵藤太を導いた白狐のお社とのことなので、
お稲荷さんのはずなのですが、なんとなく武士っぽいです。
でも、江戸の武士ということではなく、
平安まで遡るのかはわからないけど、もうちょっと古い感じです。
八幡さまっぽい感じもします。
これは、必勝祈願のご利益は、あると思います。
また、華やかな、でも、たおやかな感じがします。
アメノウズメノミコトが、ご祭神にいらっしゃるせいでしょうか。
ご祭神としては、ちょっと珍しい方です。
新橋の花柳界にも近く、技芸の上達を祈願される方もおられるでしょう。
ここは、勝負運、芸事の上達にはいい感じ。
例えば、告白する前とか。
ちょっと色っぽいから、そんな女子力も上がりそうだし。
境内は、それほど広くないのですが、
椅子に赤い毛氈(もうせん)が敷かれて、座るところもあって。
神職の方、奉仕される方々の気づかいが感じられます。
ご朱印も、カラフル。
行事限定のご朱印もあるそうです。
飴と無病息災のしおり風のお守りを、一緒に授与いだたきました。
楽しい。
実は、そういった事ばかりになってしまっている神社も、あるのですが
本殿には清浄なエネルギーがあるし、
単に、流行にのっているだけではないと思います。
授与品もなかなか充実しています。鈴守りの写真はホームページからいただきました。
鈴守りは涼やかな音をさせていました。
さらに、親善キャラクターがツイッターをやってます。
ご由緒書によると、
「親善キャラクターの恋吉は、本祭りの年の5月5日、新橋のこいち祭の7月下旬に登場する、
名の謂れから恋のご利益があり、二人で写真を撮ると恋人が現れると言われている」と。
攻めるなあ(笑)
こいち祭りは、もうすぐです。
写真をとる数少ないチャンスです。恋人が現れるのを待ってる方、ぜひ。
(だから、呼ばれたのね。間に合いましたよ)